レアルがアーセナル守護神ダビド・ラヤに関心。移籍の可能性は?
2025年5月11日(日)11時30分 FOOTBALL TRIBE

ラ・リーガのレアル・マドリードは、今2024/25シーズンUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で敗退し、国内リーグ戦でも波に乗れず第34節までにバルセロナに首位の座を明け渡しており、来2025/26シーズンに向けた戦力再編が急務となっている。そうした中、プレミアリーグのアーセナルに所属する守護神GKダビド・ラヤが、マドリードの新たな補強候補として浮上しているようだ。
UKメディア『ザ・サン』によると、マドリードは現在の守護神である32歳のGKティボ・クルトワの後継者を探しており、29歳のラヤはその候補の1人だと伝えている。仮にアーセナルからの移籍に応じた場合、初めは控えからのスタートとなるものの、将来的には正守護神の座を争うチャンスがあるという。
アーセナルで正GKの座を確立したスペイン代表のラヤは、プレミアリーグ優勝に2度迫ったほか、今シーズンはCL準決勝進出にも貢献している。マドリードは常に全ポジションにおいて世界最高クラスの選手を狙っており、同じくアーセナル所属のDFウィリアム・サリバの獲得にも目を向けている。クラブとしてはサリバとラヤの両名を揃って獲得したい意向とのことだ。
しかし、ラヤ自身、ミケル・アルテタ監督の下でスカッドが強化されれば、アーセナルで全てを勝ち取ることができると考えており、クルトワの控えとして扱われることを前提としたマドリード移籍にはあまり魅力を感じていないと伝えられている。
一方で、アルテタ監督は2019年にチームを率いてから5シーズンにわたり主要タイトルから遠ざかっており、来シーズンこそは結果が求められる。仮にアーセナルの無冠が続けば、主力選手がタイトルを狙えるチームへ移籍する可能性が高まるのかもしれない。