ヒュルケンベルグ、フェアな対処を主張も接触を予想「ルクレールは焦って、意気込みすぎていた」
ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、モナコGPの決勝レース序盤でシャルル・ルクレール(フェラーリ)と接触したことについて、ルクレールが“焦っていて、あまりにも意気込んでいた”ことが原因だと語っている。
母国グランプリを迎えたルクレールは、予選でのチームの戦略ミスにより、15番グリッドと後方からレースをスタートすることになり、決勝では最初から全力で追い上げようとしていた。彼はスタートでランド・ノリス(マクラーレン)を抜き、ラスカス(ターン18)では大胆な動きを見せてロマン・グロージャン(ハース)に追いついて抜き去った。
翌周には、同じ場所でルクレールがヒュルケンベルグのイン側を突いたが、2台は接触してしまった。ヒュルケンベルグは接触を切り抜けたが、パンクに見舞われてピットインを余儀なくされた。一方ルクレールは、最終的にリタイアすることになった。
ヒュルケンベルグは、ルクレールの行動は彼の焦りと苛立ちを表していると感じている。
「まず彼が後方から追い上げてきて、差はほんの少しになってしまった」とヒュルケンベルグは語った。
「そして彼がオーバーテイクを仕掛けているのを見たので、僕はフェアに対処し、ステアリングを操作して彼にスペースを残そうとした。僕たちふたりが走れるようにね」
「彼はスピンして僕に接触した。僕はウォールにぶつかるようなことはなかったが、彼は僕のリヤタイヤを切り裂いてしまった。彼があの時、意気込みすぎていたのは明らかだと思う」
またヒュルケンベルグはレースエンジニアから、ルクレールのオーバーテイクの可能性について警告されていたと語った。
「(オーバーテイクの可能性について)エンジニアから言われていたから、僕は気づいていた。接触が起きそうだと感じていたけれど、ドライバーとしてチャンスを判断しなければならないし、それが本当のチャンスかそうでないかを知らなければならない」
「でも今日の彼はコース上でで少し焦っていたと思う。予選の後ではっきりと苛立っていたし、隊列の前に出たがっていた。でもここはモナコだから、それがいつもうまくいくわけではない」
土曜日のショッキングな予選の後でルクレールは、決勝レースではリスクを取ることにすると明かしており、彼はその言葉通りのレースをした。
「多くのリスクを取らなければならなかったし、実際にそうした。最初は楽しかったが、残念ながら大失敗に終わった。でもそれはモナコらしいことだ」とルクレールは述べた。
「残念ながら僕たちの本当のペースに見合うポジションではない15番手からのスタートとなったので、挽回するのが難しかった」
「レース」をもっと詳しく
「レース」のニュース
-
欧州ツアーの中国戦はアドリアン・オタエギがツアー5勝目5月6日6時28分
-
【NHKマイルC】3着ロジリオン 10番人気に反発!戸崎「しっかり成長してる」5月6日4時52分
-
【ケンタッキーダービー】フォーエバーヤング惜しい3着 日本馬初の偉業まであと一歩「本当に悔しい」5月6日4時45分
-
【京都11R・鞍馬S】ジャスティンスカイ 初千二で一変V!池添「いい形で追走できた」5月6日4時40分
-
【平塚競輪F2・ミッドナイト2日目】日本選手権Vの平原康多に続け!決勝に3人が進出した埼玉勢5月6日0時52分
-
取材に応じる木村5月5日18時15分
-
【新潟大賞典】佐々木蔵之介が表彰式のプレゼンターを務める5月5日18時14分
-
【NHKマイルC】安藤勝己氏「進路を待っとればマッチレース」直線の攻防に触れる…健闘の4着馬に「次はダービー?」5月5日16時54分
-
【玉野競輪・芸州鯉城賞前検日】梶原海斗 初のS級戦にも緊張なし「楽しみの方が大きい」5月5日16時40分
-
日曜新潟競馬場の注目激走馬…新潟11R新潟大賞典・G35月5日14時7分