【訃報】Moto3ライダー、ジェイソン・デュパスキエが予選中の転倒事故で亡くなる/MotoGP第6戦イタリアGP
5月29日、イタリアのムジェロ・サーキットで開催された2021年MotoGP第6戦イタリアGP Moto3クラスの予選Q2のセッション中に転倒事故を起こしたジェイソン・デュパスキエ(CarXpert PruestelGP)が30日に亡くなった。19歳だった。
ドライコンディションで行われたMoto3クラスの予選。デュパスキエはダイレクトにQ2に進出していたためこのセッションから予選を走った。
まずは1度目のアタックで2周走りピットインした。その後、最後のアタックを行うためにコースインして、2周目にベストラップを記録。15分のセッションが終了の時刻を告げ、ラストアタックに挑んだが、9コーナーの立ち上がりで転倒を喫した。
このクラッシュはジェレミー・アルコバ(Indonesian Racing Gresini Moto3)と佐々木歩夢(Red Bull KTM Tech 3)との多重クラッシュで、デュパスキエは投げ出されてコースに横たわる形となり、レースディレクションは赤旗を提示後セッションを終了させた。
その後、メディカルカーと救急車が到着して、コース上で医師による検査が行われ、MotoGPフリー走行4回目はデュパスキエを救護するため遅延された。
そして、クラッシュから約20分後にドクターヘリが9コーナーに到着。しかし、コース上で医師による検査が続けられ、約35分後にヘリに乗せられ詳細な検査のためのフィレンツェのカレッジ大学病院に向かった。
フィレンツェのカレッジ大学病院へ搬送された後、詳細な検査や救急蘇生の措置も行われたが、入院先の病院が30日に死亡を発表した。
デュパスキエは19歳のスイス人ライダーで、2020年にCarXpert PruestelGPからMoto3クラスにデビュー。今季はこれまで27ポイントを獲得しており、ランキング10位。今回の第6戦イタリアGPで参戦21戦目だった。
ロードレース世界選手権での死亡事故は、2016年の第7戦カタルーニャGP Moto2クラスのフリー走行2回目で亡くなったルイス・サロム以来となる。
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