アルファタウリF1代表、苦戦の続くシューマッハーを「こんなに早く見限るべきではない」と擁護
アルファタウリF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、誰もがミック・シューマッハー(ハース)に対し、F1で何ができるか示すための時間と余裕を与えることを促している。
フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)のメンバーである23歳のシューマッハーは、ハースで厳しい2年目のシーズンスタートを切った。サウジアラビアとモナコでは大きなアクシデントを起こしてマシンを大破させ、マイアミでもクラッシュを喫した。
モナコでの最も高くついたクラッシュの後、ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は、シューマッハーのパフォーマンスは「あまり満足いくものではない」と述べ、「彼がここからどのように進歩していくか見ていく必要がある」と付け加えた。
シューマッハーは現在、2022年のチャンピオンシップでまだポイントを獲得していないふたりのドライバーのうちのひとりだ。新チームメイトのケビン・マグヌッセンと比較するとシューマッハーはパフォーマンスが不足しており、彼がF1のトップグループへ飛躍するものと見ていた多くの人々は疑問視するようになっている。
しかし今週シューマッハーは、トストから温かいサポートを受けた。トストは以前から、彼がフェラーリやアルファタウリへの移籍を検討するまでに少なくとも3年の経験を積むことが必要だと述べていた。
「ミックをこんなに早く見限るべきではない」と、以前ミックの父ミハエルや叔父ラルフのF1キャリア初期に指導に携わったトストは話した。
「私はミックを信じ続ける」とトストは『F1-Insider』に語った。「ミックがFIA F3とF2のタイトルを獲ったことを忘れるべきではない。それは偶然起きたことではないのだ」
「ミックはもう少し時間が必要かもしれない。彼は時間を与えられるべきだ。彼にとってまだ2回目のF1シーズンだ。それにマシンは完全に新しいものになり、ドライビングが難しくなっている」
元メルセデス・モータースポーツの副代表ノルベルト・ハウグは、7度の世界チャンピオンのミハエルと緊密に仕事をしていたが、ハウグもまた若いシューマッハーに励ましの言葉を向けた。
「彼はマシンの性能をすべて引き出そうとしているだけだ。数cm早く曲がると、厄介な結果を招く可能性がある。それでもチームは今、彼の側に立つべきだ。彼が自分のなかで結び目をほどくことができれば、ポイントを獲得するようになるだろう」
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