ル・マン24時間で失格処分を受けたLMP2の2チームが控訴。結果は暫定扱いのまま
AUTOSPORT web2018年6月22日(金)10時46分
6月16〜17日に決勝レースが行われた第86回ル・マン24時間耐久レースにおいて、レース終了後に失格処分が下されたLMP2クラスのロマン・ルシノフ/アンドレア・ピッツィトーラ/ジャン-エリック・ベルニュ組G-ドライブ・レーシング26号車オレカ07・ギブソンと、フランソワ・ペロード/マシュー・バシビエール/ロイック・デュバル組TDSレーシングの28号車オレカ07・ギブソンが裁定に対する控訴をおこなった。
失格処分を受けた26号車オレカは決勝レース序盤からLMP2クラス首位を走り、そのままトップチェッカーを受けていた車両。また、28号車オレカもクラス4位に入る健闘をみせていた。
しかし、この2台はレース後、使用していたフューエルリストリクターにレギュレーションと不適合な部分があったと判断され、失格処分を言い渡されてしまった。
コンペティターは裁定から96時間以内に控訴の意思を取る権利があり、21日にG-ドライブとTDSは声明を発表。「両チームともすべての備品がレギュレーションに適合していると考えており、スチュワードの裁定を残念に思う」として、FIAの国際控訴審判所に判断を委ねることを明らかにした。
また、両チームは「最終的な裁定が下るまで、新たなコメントは発表しない」とも述べている。
これにより、FIA控訴審による審査が終了するまで、ル・マン24時間のリザルトは暫定扱いのままとなる。
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