レッドブル・ホンダとメルセデスは僅差とフェルスタッペン父が予想「0.2秒以内の差ならマックスはF1タイトルを狙える」
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンの父ヨスが、同チームは2020年F1開幕戦オーストリアから優勝争いができるとの自信を示した。今季型マシンはチャンピオンであるメルセデスにかなり近づいており、自分たちの予測どおりのパフォーマンスを発揮できれば、タイトル争いが可能だと述べている。
パンデミックによりシーズン開始が延期されてきたが、7月5日オーストリアで今年初のグランプリが開催されることが決まった。連戦として毎週開催される最初の3戦は、オーストリアでの2戦の後にハンガリーで行われる。フェルスタッペンは昨年のオーストリアで優勝、ハンガリーではポールポジションから2位を獲得しており、この3連戦で好結果を出すことが期待されている。
オランダのテレビ局『Ziggo』のインタビューにおいて、ヨス・フェルスタッペンはオーストリアでマックスはメルセデスと優勝をめぐって戦うことになると予想した。
「バルセロナでマシンはいい感じだったと、マックスは言っている。オーストリアでは優勝を狙って戦うことができる」とヨスが語ったとフェルスタッペンの公式サイトが伝えた。
「あのサーキットはマックスとの相性がとてもいい。メルセデスもいい形でスタートを切るだろうがね。どういう展開になるのかは、誰にも分からない。だからこそ興奮するんだ」
シーズン全体の予測について聞かれたヨスは、RB16・ホンダはメルセデスとのパフォーマンス差をかなり縮めていると考えており、その予想が正しければマックスは最後までタイトル争いができるだろうと語った。
「予測するのはとても難しい。私個人としては、我々よりメルセデスの方が少しだけ優れていると思う。ギャップが0.2秒以内なら、エキサイティングなシーズンになるだろう。だが、0.5秒違っていれば、難しい。我々が期待しているぐらい差が小さければ、ルイス・ハミルトンとマックスとの勝負になるはずだ」
先週、レッドブル・ホンダは2020年型マシンを使いイギリス・シルバーストンで“フィルミングデー”走行を行い、開幕への準備を行ったが、モナコに住むフェルスタッペンは、入国の際の規制を考慮し、チームに合流しなかった。しかしオーストリアGPへの影響は全くないと、父ヨスは語った。
「マックスはイギリス(でのフィルミングデー)に行かなかった。(テストに参加する場合)2週間の隔離生活を送らなければならず、それは彼のスケジュールにおいて都合が悪かったからだ。マックスは、RB16で2周か3周走れば感覚を取り戻せると言っており、心配していない」
RB16はプレシーズンテストの時よりもわずかに進化したものでオーストリアを戦うと、ヨスは述べている。
「(プレシーズンテストの時と比べて)小さな進歩はあるだろう。強制的なシャットダウンの間は、開発作業はできなかったが、それ以前に開発されていたものがある。それをオーストリアで使うことができるからね」
「ホンダ」をもっと詳しく
「ホンダ」のニュース
-
バイク名車列伝 第9回 ホンダのレーサーレプリカ「VFR400」に今から乗るなら? バイク王に聞く5月2日11時30分
-
ヤマハ「大きく変更したシャシーをテスト」。ホンダ「進むべき方向性がわかった」/MotoGPヘレス公式テスト5月2日5時0分
-
【バイク天国】インドネシアで人気のバイクを調査した結果 / ヤマハXSR155、R15、ホンダCBR150R、CBR250RR、スズキGSX150、カワサキZX-25など5月1日18時0分
-
バイク名車列伝 第8回 ホンダ「NSR250R」は今でも大人気! 最終モデルが価格高騰中?5月1日11時30分
-
ホンダとの再タッグ控える42歳アロンソの魅力と2年後の懸念。中国で高まるF1機運【中野信治のF1分析/第5戦】4月30日14時50分
-
ヨハン・ザルコ、ホンダの試作マシンは「まだ一歩を踏み出したと言えない」/MotoGPへレステスト4月30日13時30分
-
バイク名車列伝 第7回 ホンダ「CB750F」はノーマルよりカスタムが高評価? 中古事情を聞く4月30日11時30分
-
上位占めるドゥカティが好調。ヤマハは空力を大幅にアップデート、ホンダは再登場のパーツで走行/ヘレス公式テスト4月30日7時40分
-
ホンダ:ミルが12位「マシンの改善が進んでいる。テストで課題解消にトライする」/第4戦スペインGP決勝4月29日6時6分
-
ホンダ:ミル、9位でポイントを獲得「マシンのフィーリングがよく、いい走りができた」/第4戦スペインGPスプリント4月28日6時56分
スポーツニュースランキング
-
1立浪中日 ヤクルトにサヨナラ負けで5位転落 敗戦以上に尾を引きそうな”気になる兆候” ココカラネクスト
-
2U23日本代表のアジア杯優勝に「憂鬱」韓国チクリ「日韓戦で負けたのに…」 FOOTBALL TRIBE
-
3日本ハム・新庄監督 打率・083の清宮の2軍降格を決断 スポーツニッポン
-
4放送事故レベル! 大谷翔平、中継カメラがとらえたヤバすぎる瞬間 めっちゃデカい… ロバーツ監督へのハイタッチが話題に「風圧スゴそうw」「吹っ飛ぶレベルだな」 ABEMA TIMES
-
5えっ? それ打つの…!? 大谷翔平、完全体になってしまった… 内角高めを豪快フルスイングする瞬間がヤバすぎる ファン騒然「量産体制かな」「ホームラン王ある」 ABEMA TIMES