「ただのテストマッチではない」…独紙はドルトの“初勝利”と“復帰”に注目
サッカーキング2017年7月16日(日)6時53分
浦和戦で注目を集めたボス監督(左)とゲッツェ(右)[写真]=Getty Images
15日に行われた明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017の浦和レッズ対ドルトムントの試合は、ドイツ国内でも大手メディア『スカイ』やドルトムントの公式サイトを通じて無料配信された。
ドイツのメディアにとって最も興味を引いたのは「ピーター・ボス新監督の初勝利」、そして、なによりも「ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの復帰」だったようだ。
この一戦に向けて、ドルトムントにとってどうしても勝利が欲しい理由があった。地元紙『レヴィア・シュポルト』は試合前に「ただのテストマッチではない」というタイトルの記事で試合の背景を伝えている。
ドルトムントは、トーマス・トゥヘル前体制の来日の際には時差を考慮して真夜中にトレーニングをするなど、万全の準備で好スタートを切っている。ボス監督になってからのテストマッチ初戦では、4部のロート・ヴァイス・エッセンで敗れたことで周囲からの目が厳しくなっていたようだ。
ボス監督は「トップクラブではすぐに結果を出さないといけない。だが、浦和戦もそうだが、私はすぐにでも結果が出る選手を起用するのではなく、私のイメージするサッカーができる選手を起用する。方向性は分かっているし、そこに行き着くことも分かっている。しかし、一歩ずつなんだ」と時間が必要だと訴えている。そのためにも、まずは結果を出して状況を落ち着けることが求められる試合でもあったようだ。
試合後、ドイツ代表MFアンドレ・シュールレも「とにかく暑くて、とても難しい試合だった。今日の試合で勝つことは本当に重要だったんだ。自信を取り戻して、落ち着くためにもね。だから、今日の試合は本当に良いテストになった。逆境を跳ね返す力も見せられて、最後には勝つことが出来た」と、ようやく手にした勝利に胸をなでおろしている。
一方で、『シュポルト・ビルト』は試合後に期待通りに出場したゲッツェのコメントを速報で伝えている。新陳代謝の問題で5カ月もピッチから遠ざかっていたゲッツェが復帰するかは、試合の前日からドイツメディアの関心になっていたのだ。
ゲッツェは「長期間の戦線離脱から復帰できたのは、信じられないほど素晴らしい気分だね。目標はプレシーズンに参加することだったんだ。今日の出場についても監督と話し合って決めたよ。30分もプレーできて嬉しいね。これから少しづつ良くなっていく。でも、身体はもう万全で、再びプレーできるようになったんだ! 5カ月もあまり好きでもないことをやり続けるのはとても難しいことだけど、今ではそのリハビリにどんな意味があったのか、良く分かるよ」と、試合に出られることに喜びを感じているようだ。
ボス監督も初勝利の喜びとともに復帰したゲッツェについてコメント。「マリオのことを嬉しく思うよ。試合後のロッカールームでは本当に喜んでいた。でも、彼は5カ月もチームから遠ざかっている。一日一日、慎重に見ていかないといけない」と大きすぎる期待に釘を差している。
ドイツのメディアにとって最も興味を引いたのは「ピーター・ボス新監督の初勝利」、そして、なによりも「ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェの復帰」だったようだ。
この一戦に向けて、ドルトムントにとってどうしても勝利が欲しい理由があった。地元紙『レヴィア・シュポルト』は試合前に「ただのテストマッチではない」というタイトルの記事で試合の背景を伝えている。
ドルトムントは、トーマス・トゥヘル前体制の来日の際には時差を考慮して真夜中にトレーニングをするなど、万全の準備で好スタートを切っている。ボス監督になってからのテストマッチ初戦では、4部のロート・ヴァイス・エッセンで敗れたことで周囲からの目が厳しくなっていたようだ。
ボス監督は「トップクラブではすぐに結果を出さないといけない。だが、浦和戦もそうだが、私はすぐにでも結果が出る選手を起用するのではなく、私のイメージするサッカーができる選手を起用する。方向性は分かっているし、そこに行き着くことも分かっている。しかし、一歩ずつなんだ」と時間が必要だと訴えている。そのためにも、まずは結果を出して状況を落ち着けることが求められる試合でもあったようだ。
試合後、ドイツ代表MFアンドレ・シュールレも「とにかく暑くて、とても難しい試合だった。今日の試合で勝つことは本当に重要だったんだ。自信を取り戻して、落ち着くためにもね。だから、今日の試合は本当に良いテストになった。逆境を跳ね返す力も見せられて、最後には勝つことが出来た」と、ようやく手にした勝利に胸をなでおろしている。
一方で、『シュポルト・ビルト』は試合後に期待通りに出場したゲッツェのコメントを速報で伝えている。新陳代謝の問題で5カ月もピッチから遠ざかっていたゲッツェが復帰するかは、試合の前日からドイツメディアの関心になっていたのだ。
ゲッツェは「長期間の戦線離脱から復帰できたのは、信じられないほど素晴らしい気分だね。目標はプレシーズンに参加することだったんだ。今日の出場についても監督と話し合って決めたよ。30分もプレーできて嬉しいね。これから少しづつ良くなっていく。でも、身体はもう万全で、再びプレーできるようになったんだ! 5カ月もあまり好きでもないことをやり続けるのはとても難しいことだけど、今ではそのリハビリにどんな意味があったのか、良く分かるよ」と、試合に出られることに喜びを感じているようだ。
ボス監督も初勝利の喜びとともに復帰したゲッツェについてコメント。「マリオのことを嬉しく思うよ。試合後のロッカールームでは本当に喜んでいた。でも、彼は5カ月もチームから遠ざかっている。一日一日、慎重に見ていかないといけない」と大きすぎる期待に釘を差している。
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「復帰」をもっと詳しく
「復帰」のニュース
-
“虎の恋人”関大・金丸が腰の違和感で「大事に至る前に」自ら降板 25日からの近大戦で復帰目指す5月12日5時30分
-
DeNA・筒香 チームに溶け込む環境づくりに心配無用 復帰1号&2号が決勝弾5月12日5時30分
-
右脇腹痛から復帰のカブス・鈴木誠也 復帰初戦第1、2打席は超有望株相手に連続3球三振5月12日5時14分
-
藤川球児氏、DeNA復帰の理由が凝縮された筒香の劇弾「ファンが打たせてくれたと感じているのでは」5月12日5時0分
-
FC東京・松木 U23代表から復帰即ゴール!連勝3でストップも「凄く自信になった」5月12日4時50分
-
チェルシーがEL出場権獲得に向けて大きな勝利! “主将”R・ジェームズ復帰戦で即アシスト5月12日3時33分
-
阪神2軍は中日に1—6敗戦 肘痛から復帰の岩貞が好投 門別は6回1失点 和田2軍監督の評価は...5月11日19時53分
-
DeNA筒香 勝ち越し劇弾が日米通算「225(ツツゴー)」号の千両役者「まじでチーム救い来た」5月11日18時45分
-
U—23日本代表から復帰のFC東京・松木玖生が豪快ボレーで今季2点目…4連勝へ前半を3—1で折り返す5月11日18時3分
-
これがDeNAの主砲・筒香嘉智だ!日本復帰4試合目で2度目の劇弾「みなさんに打たせて貰った」5月11日18時2分