【鳥栖vs名古屋プレビュー】一時の勢いに陰りが見える鳥栖…名古屋は敵地で前回対戦の借りを返せるか
サッカーキング2021年7月16日(金)16時14分
[写真]=J.LEAGUE、兼子愼一郎
■サガン鳥栖 指揮官の不在は大きな痛手。ベンチワークの不足をカバーできるか
【プラス材料】
名古屋グランパスとの前回対戦(2○1)以降は4勝5分1敗と、それなりに健闘を見せている。しかし、直近のリーグ戦5試合となると、1勝3分1敗と波に乗りきれていない。前回対戦のように、今節の名古屋戦を再上位進出のきっかけとしたいところだ。
若手に成長が見られ、チームに落ち着きが出てきた。新加入選手のフィット感も増している。堅守と言われる名古屋との対戦ではあるが、前回対戦と同じように主導権を握って戦えるだろう。
攻撃陣は読みにくいが、前回対戦で得点を挙げたMF酒井宣福の奮起に期待したい。ハイプレスをかけることができるうえ、高さもある選手なので、名古屋の守備陣は彼に手こずるだろう。2列目以降の選手も隙あらばシュートを放つことができるため、攻撃にはある程度の期待ができる。
【マイナス材料】
一番のマイナス材料は、金明輝監督が練習中の不適切な指導でリーグ戦3試合の指揮資格停止となったこと。これを受け、練習への参加も認められていない。そのため、指揮官不在で上位の名古屋を迎え撃つことになった。
これまでの戦い方を指揮した監督が不在となると、選手に与える影響は計り知れない。しかも、ユース時代から手塩にかけた選手が多いだけに、監督代行となるコーチがその役目を容易に務められるとは思えない。戦い方は継承されるだろうが、選手交代や試合中の分析に差がつくのは当然。良いほうに転がることを期待するしかない。
これまでチームを支えてきたFW豊田陽平がチームを去った(J2の栃木SCに移籍)。陣容は厚いものの、支えとなる要所に穴が開いたことが気になる。
文:totoONE編集部
■名古屋グランパス 好調を維持する攻撃陣に期待。気がかりは選手の疲弊具合
【プラス材料】
ACLの過酷なスケジュールを終えてなお、名古屋グランパスには茨の道が待っていた。タイでは中2日での6連戦を経験し、帰国してもチームの面々は隔離生活、バブルの中でのトレーニングを強いられている。
水曜日に行われた天皇杯3回戦のファジアーノ岡山戦も、雷雨によって前半終了時点で試合中止と再試合が決定。もっとも、週末のサガン鳥栖戦に向けても中2日の厳しい日程だったところ、休養の時間が増えたのは朗報とも言える。
岡山を迎えた天皇杯やACLで好調を維持したFW山﨑凌吾やFW前田直輝はキレのあるプレーを見せており、タイで負傷から復帰したFWガブリエル・シャビエルもケガの影響を感じさせないパフォーマンスを披露。早めの仕切り直しで準備ができた名古屋は、今季初黒星と今季初失点を喫した鳥栖の本拠地で力強い試合を表現してくれるはずだ。
【マイナス材料】
ACLの余波とも言えるのが、タイから帰国後も続く隔離生活。アウェイの鳥栖への移動も厳重に設定されたバブルの中で行うことになる。行動制限はストレスも少なからず伴い、食事もホテルの各部屋に配布されるため、不自由も多い。タイでのそれに比べれば幾分かは軽減されているものの、ただでさえ厳しい措置の中でアウェイゲームを戦いに行く名古屋の面々には必要以上のタフさが求められているところもあるにはあるのが現実だ。
コンディション的にも過酷な連戦からまた連戦が続き、疲弊を戦術やゲームコントロールでどこまでカバーしながら戦えるか。たくましくプレーすることが大前提にある試合に、名古屋は強い覚悟をもって挑むことになる。
文:今井雄一朗
【プラス材料】
名古屋グランパスとの前回対戦(2○1)以降は4勝5分1敗と、それなりに健闘を見せている。しかし、直近のリーグ戦5試合となると、1勝3分1敗と波に乗りきれていない。前回対戦のように、今節の名古屋戦を再上位進出のきっかけとしたいところだ。
若手に成長が見られ、チームに落ち着きが出てきた。新加入選手のフィット感も増している。堅守と言われる名古屋との対戦ではあるが、前回対戦と同じように主導権を握って戦えるだろう。
攻撃陣は読みにくいが、前回対戦で得点を挙げたMF酒井宣福の奮起に期待したい。ハイプレスをかけることができるうえ、高さもある選手なので、名古屋の守備陣は彼に手こずるだろう。2列目以降の選手も隙あらばシュートを放つことができるため、攻撃にはある程度の期待ができる。
【マイナス材料】
一番のマイナス材料は、金明輝監督が練習中の不適切な指導でリーグ戦3試合の指揮資格停止となったこと。これを受け、練習への参加も認められていない。そのため、指揮官不在で上位の名古屋を迎え撃つことになった。
これまでの戦い方を指揮した監督が不在となると、選手に与える影響は計り知れない。しかも、ユース時代から手塩にかけた選手が多いだけに、監督代行となるコーチがその役目を容易に務められるとは思えない。戦い方は継承されるだろうが、選手交代や試合中の分析に差がつくのは当然。良いほうに転がることを期待するしかない。
これまでチームを支えてきたFW豊田陽平がチームを去った(J2の栃木SCに移籍)。陣容は厚いものの、支えとなる要所に穴が開いたことが気になる。
文:totoONE編集部
■名古屋グランパス 好調を維持する攻撃陣に期待。気がかりは選手の疲弊具合
【プラス材料】
ACLの過酷なスケジュールを終えてなお、名古屋グランパスには茨の道が待っていた。タイでは中2日での6連戦を経験し、帰国してもチームの面々は隔離生活、バブルの中でのトレーニングを強いられている。
水曜日に行われた天皇杯3回戦のファジアーノ岡山戦も、雷雨によって前半終了時点で試合中止と再試合が決定。もっとも、週末のサガン鳥栖戦に向けても中2日の厳しい日程だったところ、休養の時間が増えたのは朗報とも言える。
岡山を迎えた天皇杯やACLで好調を維持したFW山﨑凌吾やFW前田直輝はキレのあるプレーを見せており、タイで負傷から復帰したFWガブリエル・シャビエルもケガの影響を感じさせないパフォーマンスを披露。早めの仕切り直しで準備ができた名古屋は、今季初黒星と今季初失点を喫した鳥栖の本拠地で力強い試合を表現してくれるはずだ。
【マイナス材料】
ACLの余波とも言えるのが、タイから帰国後も続く隔離生活。アウェイの鳥栖への移動も厳重に設定されたバブルの中で行うことになる。行動制限はストレスも少なからず伴い、食事もホテルの各部屋に配布されるため、不自由も多い。タイでのそれに比べれば幾分かは軽減されているものの、ただでさえ厳しい措置の中でアウェイゲームを戦いに行く名古屋の面々には必要以上のタフさが求められているところもあるにはあるのが現実だ。
コンディション的にも過酷な連戦からまた連戦が続き、疲弊を戦術やゲームコントロールでどこまでカバーしながら戦えるか。たくましくプレーすることが大前提にある試合に、名古屋は強い覚悟をもって挑むことになる。
文:今井雄一朗
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