F1第12フランスGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第12フランスGPの予選が行われ、6〜10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6〜10番手のドライバーはジョージ・ラッセル(メルセデス)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。
■ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン 予選=10番手
マシンのペースは本当に素晴らしいよ。計画としてはミック(・シューマッハー)にスリップストリームを与えるために予選を走るはずだったんだけど、彼はQ2に進めなかった。僕たちはもう出ることになっていたし、意味はないけど走ったんだ。でもとにかく速いマシンで走れたのは楽しかったよ。明日は最後尾からスタートするけど、明日のレースでもマシンの調子がよくて順位を上げていけるといいね。
■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 予選=9番手
明日僕はペナルティを受けるから、今日の仕事は、チームが最大の結果を出すために助けることだった。予選でとても良い仕事ができたよね。
Q1とQ2をそれぞれ1回のアタックラップで通過して、Q3ではシャルルにトウを与えるという計画だった。そのプランをチームとして完璧にこなした。そのことがうれしいし、自分に速さがあり、今週末はずっと快適に走れていることに満足している。Q2では限界を試すためによりプッシュしてみたら、とても速いタイムが出た。
もちろん通常の形でセッションを戦えればその方がよかったが、ポジティブな面に目を向けたい。僕たちは正しい方向に進歩し続けているんだ。
明日は簡単なレースにはならないだろうけど、楽しみにしている。ポジションを上げていくなかでタイヤを慎重に労わる必要がある。戦う準備はできているよ!
(予選後の会見で語り)残念ながら、シーズンのなかでマシンのフィーリングがベストな時にペナルティを受けることになった。今週末の僕は、コース上で最速のひとりだと思っている。だから、決勝でポジションを上げていけるはずだよ。ハードタイヤとミディアムの感触はどうか、このフロントタイヤで前のマシンに近づいてオーバーテイクするのはどれぐらい難しいか、他のマシンについていくとどれぐらいオーバーヒートで苦しむか、そういう要素にすべてがかかってくる。でもマシンに自信を持っているし、ベストを尽くすつもりだ。
■スクーデリア・アルファタウリ
角田裕毅 予選=8番手
アップデート導入に伴い、Q3に戻ってくることができてうれしいです。チームが素晴らしい仕事をして、良い結果で終えることができました。自分たちが戦いたいポジションに戻ることができたので、とても満足です。あとは明日、すべてをうまくまとめ上げるだけです。
新しいマシンに適応するのに苦労するだろうことは予想していました。実際、FP1とFP2はチャレンジでしたが、エンジニア、メカニックをはじめチームの皆と協力し合って、解決することができました。
バランスへのアプローチを変えたところ、すぐにうまくいきました。それが今日の結果に向けたターニングポイントだったと思います。中速コーナーについて目標を定め、ファクトリーの全員が頑張ってくれたおかげで、その目標を達成することができました。
(プラクティスでの)ロングランペースからすると、新しいアップデートによって良いパフォーマンスを発揮できると思います。アップデートがタイヤに関して良い効果をもたらしているのです。明日はポイント獲得を狙います。1回ストップにするのか2回ストップにするのか、戦略が重要になるでしょう。チームを信頼していますし、僕たちは正しい判断を下せると思っています。
■BWTアルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=7番手
ここまではチャレンジングな週末になっているけど、7番手スタートは僕たちにとっていい位置だ。プラクティスではマシンのバランスに満足しきれていなかったから、週末を通してそれを改善することに取り組んできた。昨日はロングランがいい感じだったし、明日はさらに順位を上げられるかどうか様子を見てみよう。みんなオーバーヒートやグレイニングが起きていて、タイヤのマネジメントが大きなファクターになる。この暑さだし、大きなチャレンジになりそうだ。
ここはピットレーンのロスタイムもシーズンのなかではトップクラスだから、明日は1ストップ作戦が理想的だ。でもそれが可能かどうかは、もう少し成り行きを見守るしかない。雰囲気は最高だし、ホームのファンからの愛もすごく感じることができたよ。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ジョージ・ラッセル 予選=6番手
特に昨日のことを考えると、チームとしては期待や予想からはちょっと離れた結果になったと思う。僕自身は、Q3の滑り出しは4番手と良かったけれど、最後のラップではミスをしてしまった。
結局のところ、ポジションよりもトップとのタイム差の方が重要だと思う。グリッド上で、土曜日よりも日曜日のほうが上位陣との差が縮まるのは僕たちだけだから、前とのギャップについて理解する必要がある。他のチームにおいてタイム差は広がっているけれど、僕たちはなんとかそれを縮めることができるんだ。
うまくいけばルイスはチェコ(セルジオ・ペレス)と戦えるかもしれないが、シャルル(・ルクレール)とマックス(・フェルスタッペン)は現時点では僕たちにとって速すぎる相手だと思う。
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