全日本F3もてぎ:坪井翔が第14戦/第15戦のポールポジションを獲得
全日本F3選手権は7月29日、栃木県のツインリンクもてぎで第7ラウンドの公式予選が行われ、坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)が第14戦/第15戦のポールポジションを獲得した。
2017年の全日本F3選手権も早くも終盤戦。単独開催となるもてぎラウンドは、7月29日に予選と第14戦の決勝レースが、30日に第15戦/第16戦の決勝が行われるスケジュール。3レース開催であることから、このラウンドで大量得点のチャンスもあり、終盤戦の重要なラウンドと言えた。
7月27日の木曜専有走行から幕を開けたもてぎラウンドは、3回の専有走行で坪井、高星明誠(B-MAX NDDP F3)、アレックス・パロウ(THREEBOND)、宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F314)、大津弘樹(TODA FIGHTEX)といった上位ランカーが僅差となっていたが、迎えた29日10時10分からの予選でも、僅差の戦いが展開された。
コースオープンとともに高星を先頭に各車がコースインしていき、まずはアタックを展開。第14戦がベスト、第15戦がセカンドベストでグリッドが決まることから、一度ピットインした後、チェッカーに向けて再度アタックが展開されていった。
曇り空の下で行われた30分間の予選で、最終的に1分44秒200でベストタイムをマークしたのは坪井。セカンドベストもマークし、2ポイントを獲得した。第14戦は高星が2番手、パロウが3番手というグリッドに。第15戦はパロウ2番手、高星3番手となった。4番手には大津、5番手には宮田が続いている。
F3-Nは、ランキング首位のDRAGON(B-Max Racing F306)が首位。今回スポット参戦している平優弥(Green Brave with TCS)がカートやFIA-F4での豊富な経験を活かし2番手に。JAF-F4西日本に参戦していた藤井敬士(Planex スマカメ・F308)が3番手に続いた。
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