パヴァールのゴールが1位に…ロシアW杯のベスト10ゴール振り返り
サッカーキング2018年7月29日(日)20時25分
W杯で生まれたゴール [写真]=Getty Images
ロシア・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦でベンジャマン・パヴァールが決めたスーパーボレーが、国際サッカー連盟(FIFA)が選ぶ今大会のベストゴールに輝いた。大会を大いに盛り上げ、ノミネートされた10個の華麗なゴールを振り返る。
■10位 トニ・クロース(ドイツ vs スウェーデン/グループステージ第2節)
グループFに入った前回王者ドイツは、優勝候補に名を連ねながらも、第1節のメキシコに敗戦。負けられない戦いとなったスウェーデン戦でも、32分に先制点を奪われる苦しい展開を強いられた。48分にマルコ・ロイスのゴールでなんとか1点を返すも、その後チャンスを決められず。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム5分、敵陣左サイド深い位置でFKを獲得すると、キッカーのクロースが直接狙ったボールがサイドネットに突き刺さり、ドイツが貴重な勝ち点3を手に入れた。
■9位 リカルド・クアレスマ(イラン vs ポルトガル/グループステージ第3節)
2戦を終えて勝ち点4を獲得したものの、イラン戦の結果次第ではグループステージ敗退の危機にあった。なかなかゴールが奪えなかったが、初先発を飾ったクアレスマが45分のチャンスをものにする。右サイドでボールを持つと、アドリエン・シルヴァとのワンツーでゴールに迫り、右斜め45度の位置から右足のアウトサイドでシュート。綺麗な軌道を描いたボールがゴール左隅に決まり、貴重な先制点を記録。試合終盤に同点に追いつかれたものの、ポルトガルは2位でグループステージ突破を決めた。
■8位 アーメド・ムサ(ナイジェリア vs アイスランド/グループステージ第2節)
クロアチアに敗北し、負ければグループステージ敗退が決まるナイジェリアだったが、大会初先発を飾ったムサが圧巻のパフォーマンスを披露した。49分に先制点を記録し迎えた75分、味方からのロングフィードに反応し、左サイドで対峙したDFを抜き去りペナルティエリア内へ侵入すると、GKまでも交わしてゴールに蹴り込んだ。そのまま逃げ切り、ナイジェリアが大会初の勝ち点3を手に入れた。
■7位 ナセル・シャドリ(ベルギー vs 日本/決勝トーナメント1回戦)
グループGを首位で通過し、優勝候補と目されていたベルギーは日本相手に地力を見せつけた。同点のまま迎えた後半アディショナルタイム4分、相手CKをキャッチしたティボー・クルトワからカウンターを仕掛ける。ケヴィン・デ・ブライネがボールを受けるとそのままドリブルで駆け上がり、右サイドフリーで待っていた味方にスルーパスを送った。中に折り返すと、走りこんだシャドリが落ち着いて決めて決勝点を記録。わずか9秒ほどの“高速カウンター”が炸裂し、見事準々決勝進出を決めた。
■6位 デニス・チェリシェフ(ロシア vs クロアチア/準々決勝)
強豪スペインを倒し、勢いに乗るロシアはクロアチアと準々決勝で対戦した。31分、敵陣左サイドの浅い位置でボールを持ったチェリシェフが前線に待っていたアルテム・ジュバとのコンビネーションで突破。相手DFが寄せきる前に左足を振り抜き、ロングシュートがゴールネットに突き刺さった。その後追いつかれ、PK戦の末に敗れたが、開催国として大会を大いに盛り上げた。
■5位 リオネル・メッシ(ナイジェリア vs アルゼンチン/グループステージ第3節)
1分1敗とグループステージ突破に黄色信号が灯ったアルゼンチンだったが、ここまで不発だったエースが仕事をする。相手ディフェンスラインから抜け出したメッシが、後ろから来た味方からのロングパスを、左太ももで巧みにトラップしてスペースに持ち出す。最後は利き足ではない右足で冷静に決めてみせた。1点を返されたが、終盤にマルコス・ロホのゴールで勝ち越したアルゼンチンが、苦戦を強いられながらグループステージ突破を決めた。
■4位 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル vs スペイン/グループステージ第1節)
W杯初戦でポルトガルのエースが大爆発。スペインとの強豪対決で開始3分にPKを沈め、44分にも追加点を決めた。その後逆転されたものの、試合終了間際にゴール正面やや右寄りの位置でFKを獲得すると、GKが動けないコースに弾丸シュートを蹴り込み、今大会初のハットトリックを達成するとともに、母国に勝ち点1をもたらした。
■3位 ルカ・モドリッチ(アルゼンチン vs クロアチア/グループステージ第2節)
1点を先行して迎えた80分、モドリッチがベスト3に入るスーパーゴールを記録する。ゴール正面でボールを受けてシュート体制に入るも、相手DFがカバーに入ったのを見て動作をストップ。一度左に振ってから、右にボールを持ち出すと右足を振り抜き、強烈なミドルシュートを突き刺した。最終スコア3-0でアルゼンチンを退け、1試合を残してグループステージ突破を決めた。
■2位 フアン・フェルナンド・キンテーロ(コロンビア vs 日本/グループステージ第1節)
4年前に圧勝した相手との初戦は、開始3分で1人が退場となり、なおかつ1点を先行される状況となった。それでも39分、敵陣右サイドでFKを獲得すると、壁がジャンプするのを見込んで地を這うグラウンダーのシュートを放ち、値千金の同点弾を記録。しかし、後半に勝ち越し弾を許し、勝ち点3に繋ぐことはできなかった。
■1位 ベンジャマン・パヴァール(フランス vs アルゼンチン/決勝トーナメント1回戦)
アルゼンチンに1-2とビハインドを背負った57分、フランスが今大会のベストゴールを生んだ。左サイドを突破したリュカ・エルナンデスが中央へクロスを送ったものの、味方に合わずにボールはファーサイドのペナルティエリア外へ。走りこんできたパヴァールが右足で振り抜いたシュートが綺麗な弾道を描きながらゴールに向かって一直線に伸び、サイドネットを射抜いた。その後2点を追加したフランスはアルゼンチン最終スコア4-3で下した。
■10位 トニ・クロース(ドイツ vs スウェーデン/グループステージ第2節)
グループFに入った前回王者ドイツは、優勝候補に名を連ねながらも、第1節のメキシコに敗戦。負けられない戦いとなったスウェーデン戦でも、32分に先制点を奪われる苦しい展開を強いられた。48分にマルコ・ロイスのゴールでなんとか1点を返すも、その後チャンスを決められず。このまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイム5分、敵陣左サイド深い位置でFKを獲得すると、キッカーのクロースが直接狙ったボールがサイドネットに突き刺さり、ドイツが貴重な勝ち点3を手に入れた。
■9位 リカルド・クアレスマ(イラン vs ポルトガル/グループステージ第3節)
2戦を終えて勝ち点4を獲得したものの、イラン戦の結果次第ではグループステージ敗退の危機にあった。なかなかゴールが奪えなかったが、初先発を飾ったクアレスマが45分のチャンスをものにする。右サイドでボールを持つと、アドリエン・シルヴァとのワンツーでゴールに迫り、右斜め45度の位置から右足のアウトサイドでシュート。綺麗な軌道を描いたボールがゴール左隅に決まり、貴重な先制点を記録。試合終盤に同点に追いつかれたものの、ポルトガルは2位でグループステージ突破を決めた。
■8位 アーメド・ムサ(ナイジェリア vs アイスランド/グループステージ第2節)
クロアチアに敗北し、負ければグループステージ敗退が決まるナイジェリアだったが、大会初先発を飾ったムサが圧巻のパフォーマンスを披露した。49分に先制点を記録し迎えた75分、味方からのロングフィードに反応し、左サイドで対峙したDFを抜き去りペナルティエリア内へ侵入すると、GKまでも交わしてゴールに蹴り込んだ。そのまま逃げ切り、ナイジェリアが大会初の勝ち点3を手に入れた。
■7位 ナセル・シャドリ(ベルギー vs 日本/決勝トーナメント1回戦)
グループGを首位で通過し、優勝候補と目されていたベルギーは日本相手に地力を見せつけた。同点のまま迎えた後半アディショナルタイム4分、相手CKをキャッチしたティボー・クルトワからカウンターを仕掛ける。ケヴィン・デ・ブライネがボールを受けるとそのままドリブルで駆け上がり、右サイドフリーで待っていた味方にスルーパスを送った。中に折り返すと、走りこんだシャドリが落ち着いて決めて決勝点を記録。わずか9秒ほどの“高速カウンター”が炸裂し、見事準々決勝進出を決めた。
■6位 デニス・チェリシェフ(ロシア vs クロアチア/準々決勝)
強豪スペインを倒し、勢いに乗るロシアはクロアチアと準々決勝で対戦した。31分、敵陣左サイドの浅い位置でボールを持ったチェリシェフが前線に待っていたアルテム・ジュバとのコンビネーションで突破。相手DFが寄せきる前に左足を振り抜き、ロングシュートがゴールネットに突き刺さった。その後追いつかれ、PK戦の末に敗れたが、開催国として大会を大いに盛り上げた。
■5位 リオネル・メッシ(ナイジェリア vs アルゼンチン/グループステージ第3節)
1分1敗とグループステージ突破に黄色信号が灯ったアルゼンチンだったが、ここまで不発だったエースが仕事をする。相手ディフェンスラインから抜け出したメッシが、後ろから来た味方からのロングパスを、左太ももで巧みにトラップしてスペースに持ち出す。最後は利き足ではない右足で冷静に決めてみせた。1点を返されたが、終盤にマルコス・ロホのゴールで勝ち越したアルゼンチンが、苦戦を強いられながらグループステージ突破を決めた。
■4位 クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル vs スペイン/グループステージ第1節)
W杯初戦でポルトガルのエースが大爆発。スペインとの強豪対決で開始3分にPKを沈め、44分にも追加点を決めた。その後逆転されたものの、試合終了間際にゴール正面やや右寄りの位置でFKを獲得すると、GKが動けないコースに弾丸シュートを蹴り込み、今大会初のハットトリックを達成するとともに、母国に勝ち点1をもたらした。
■3位 ルカ・モドリッチ(アルゼンチン vs クロアチア/グループステージ第2節)
1点を先行して迎えた80分、モドリッチがベスト3に入るスーパーゴールを記録する。ゴール正面でボールを受けてシュート体制に入るも、相手DFがカバーに入ったのを見て動作をストップ。一度左に振ってから、右にボールを持ち出すと右足を振り抜き、強烈なミドルシュートを突き刺した。最終スコア3-0でアルゼンチンを退け、1試合を残してグループステージ突破を決めた。
■2位 フアン・フェルナンド・キンテーロ(コロンビア vs 日本/グループステージ第1節)
4年前に圧勝した相手との初戦は、開始3分で1人が退場となり、なおかつ1点を先行される状況となった。それでも39分、敵陣右サイドでFKを獲得すると、壁がジャンプするのを見込んで地を這うグラウンダーのシュートを放ち、値千金の同点弾を記録。しかし、後半に勝ち越し弾を許し、勝ち点3に繋ぐことはできなかった。
■1位 ベンジャマン・パヴァール(フランス vs アルゼンチン/決勝トーナメント1回戦)
アルゼンチンに1-2とビハインドを背負った57分、フランスが今大会のベストゴールを生んだ。左サイドを突破したリュカ・エルナンデスが中央へクロスを送ったものの、味方に合わずにボールはファーサイドのペナルティエリア外へ。走りこんできたパヴァールが右足で振り抜いたシュートが綺麗な弾道を描きながらゴールに向かって一直線に伸び、サイドネットを射抜いた。その後2点を追加したフランスはアルゼンチン最終スコア4-3で下した。
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