ルクレールへのペナルティを左右したポイントは『接触の有無』か。FIAレースディレクターが経緯を説明
FIAのレースディレクターを務めるマイケル・マシは、F1第11戦ドイツGPでシャルル・ルクレール(フェラーリ)のアンセーフリリースについてチームに罰金を科したことで、将来的にチームがこれを悪用することになる前例を作ったのではないかという意見を否定した。
フェラーリは混乱の決勝レースのなか、ハースのロマン・グロージャンの進路に向かってルクレールをリリースしたことで、5000ユーロ(約60万円)の罰金を科された。
しかしスチュワードが5秒ペナルティではなく罰金を科したことで、この先チームによる運試しが引き起こされるのではないかと懸念されている。
これについてマシは、「私はそうは思わない」と語った。
「これはよくあるケースだと考えている。ケースごとに捉えなければならないと私は固く信じているし、すべてのチームが合意しているように、各ケースをそれぞれの状況に基づいて扱う」
「物事を分類しようとすることはできるかもしれないが、通常は発生した様々な状況をそれぞれに扱い、判断しなければならない」
「だから結局のところ、これは非常に単純なことだと思う」
マシはまた、今年の第6戦モナコGPで起きたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)が関与する同様のインシデントにおいて、フェルスタッペンが5秒ペナルティを受けたことと比較し、なぜフェラーリが危険なリリースに対してタイムペナルティを科されなかったのかを明らかにした。
「明確にすると、モナコではそのインシデントは危険なリリースと分類されたが、実際にピットレーンで接触が起きていた」
「これが明確に危険なリリースとされた、ドイツでのケースと違う理由だ」
「先日チームマネージャーたちと行った話し合いのなかで、状況は変わりやすいものであり、誰もが同時にピットレーンでタイヤを交換することが要因となることを考慮するという認識が交わされた。これまでのペナルティと一致していることは明らかだ」
「ファストレーンはあれだけ幅があるとはいえ、その後に他のすべてのチームが危険なリリースを行わなかったという事実があり、シルバーストンで見られたようにペイントされたエリアをマシンが走行するようなことは許されない」
「レース」をもっと詳しく
「レース」のニュース
-
高2の久保凛、自己ベストで静岡国際女子800メートル制す 久保建英のいとこがGPシリーズ驚異の2連勝5月3日12時25分
-
小平智は30位、川村昌弘は50位発進 地元Vを目指すリー・ハオトンは3位5月3日7時0分
-
【NHKマイルC】史上初!! 2歳牡牝のJRA賞受賞馬対決5月3日5時15分
-
史上初の3時間レース。スーパーGT第2戦富士のGT500ウイナー&PPを編集担当スタッフがガチ予想5月2日21時0分
-
天皇賞・春で競走中止のハピ、菱田との新コンビで平安S参戦 大久保師「レース後、何ともなかった」5月2日17時6分
-
2024 Ninja Team Green Cup 第1戦 オートポリス 開催報告5月2日16時46分
-
【飯塚オート】午前0時を超えた開催の名称決定 「オーバーミッドナイトオートレース」5月2日15時14分
-
F1中国GPでのスプリントに好感触のドメニカリCEO「毎日コース上でのアクションがあると保証すべき」と開催増加を望む5月2日7時30分
-
【NHKマイルC】信頼できる皐月賞組5月2日5時28分
-
【船橋・かしわ記念】シャマル Jpn1初制覇!作戦通り奪って余裕の逃げ切りV5月2日5時0分
スポーツニュースランキング
-
1「相撲部屋の親方みたい」大谷翔平 イベントで披露した“ダボダボスーツ”に違和感噴出「体に合ってない」 女性自身
-
2放送事故レベル! 石橋貴明の取材がヤバすぎると話題に 超厳戒体制の中、超大物メジャーリーガーとからむ瞬間 「すげえなw」「普通ありえないだろ」 ABEMA TIMES
-
3長島三奈さんが始球式 豪快フォームで渾身1球、場内から大きな拍手 特別記念試合「長嶋茂雄DAY」 スポーツニッポン
-
4大谷翔平が真美子夫人と手つなぎ&エスコート ネットときめき「キュンとした」「たまらん」「鼻血」 スポーツニッポン
-
5大谷翔平&真美子夫人と世界的歌手エド・シーランの3ショット実現 SNSで4764万人に発信 スポーツ報知