フェルスタッペン、リカルドとビールで和解も「もう一度きちんと話し合う」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンはハンガリーGPでチームメイトのダニエル・リカルドをリタイアに追い込んだ後、公の場で謝罪の言葉を口にしていたが、リカルド本人にも直接謝っていたことが分かった。
決勝スタート直後のターン2でブレーキをロックさせたフェルスタッペンがリカルドに接触、リカルドのマシンは大きなダメージを負い、そのままリタイアとなってしまった。フェルスタッペンは走り続けることができたが、接触の責任ありと判断され、10秒のタイムペナルティを科された。フェルスタッペンは5位で走り切ったものの、レッドブルチーム全体が多数のポイントを取り損なった。
アクシデント直後、リカルドからはいつもの笑顔が消え、フェルスタッペンの走りは「ひどく下手でアマチュアのようなミス」であったとして怒りを示した。
これに対してフェルスタッペンはレース後、素直に非を認めてリカルドに謝罪した。彼は和解のため、オランダビールを持ってリカルドのもとに訪れたと、De Telegraaf紙が伝えている。
リカルドはその際、謝罪を受け入れたと明かしている。
「マックスは僕に謝って、100パーセント非を認めた」とリカルドはドイツのAuto Bild紙に語った。
「僕は謝罪を受け入れた。つまりこの件は僕にとっては終わったということだ。どっちみち、起きてしまったことはもう変えることができないからね」
フェルスタッペンは、次戦ベルギーGP前にもう一度改めてリカルドと話し合う必要があると感じている。
「彼とは話をしたけれど、次のレースの前にもう一度話すことになると思う」とフェルスタッペン。
「1周目は絶対にうまくやらなければならない。できる限りいいポジションに立つ必要があるんだ」
「チャンスをつかまなければならない。そこでポジションが決まってしまうから、なんとしても前に出るために全力を尽くすべきなんだ」
「(あの時僕は)ロックアップして、マシンのコントロールがきかなくなった。前には他のクルマがいたから、ダニエルにヒットしてしまった。もちろんそんなことになってほしくなかった。わざとやったわけじゃないんだ」
一方、レッドブルのモータースポーツコンサルタントであるヘルムート・マルコは、フェルスタッペンの犯したコース上のミスに対してハンガリーのスチュワードが科した10秒のタイムペナルティは重すぎるとして、少々批判的だ。
「過剰に厳しい処罰だった。だがこれは彼が血気にはやっていた過去に関係があるのかもしれない」とマルコは語った。
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