ブリトニー・スピアーズ、父ジェイミーさんの弁護士費用を支払うことで和解 3億円超の支払いに激怒か

2024年4月28日(日)10時55分 Techinsight

父ジェイミーさんとの法的争いに決着がついたブリトニー・スピアーズ。しかし父の弁護士費用、3億円超を支払わなければならなくなった(『XILA MARIA RIVER RED Instagram』より)

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ブリトニー・スピアーズ(42)と父ジェイミー・スピアーズさん(71)が、裁判費用に関する法的争いに決着がついた。ジェイミーさんは2021年12月、ブリトニーの後見人制度に関する法律事務所への報酬や、当時の弁護士費用などの支払いを求めて法的書類を提出していた。そして今回、ブリトニーが父親の弁護士費用を支払うことで和解したという。ジェイミーさんの負担額はゼロで、ブリトニーは3億円超の費用を支払うと報じられている。

ブリトニー・スピアーズは精神的に不安定になったことから、2008年に父親ジェイミー・スピアーズさんが娘のキャリアや財産、私生活などを管理する後見人となった。


ジェイミーさんは2019年に体調を崩したため後見人を降り、一時的にケアマネージャーのジョディ・モントゴメリーさんが代理を務めた。しかしその後もブリトニーの財産管理においては、ジェイミーさんが資産管理会社と管理を行っていた。


のちにブリトニーが、後見人制度によって自身の生活が支配されたことはジェイミーさんからの長年にわたる虐待であると主張。父親を後見人から外すよう、米ロサンゼルスの裁判所に求めていた。


2021年10月に行われた審理では、ジェイミーさんに後見人の資格停止が言い渡された。そして同年11月には、ブリトニーを13年間にわたり公私ともに管理してきた、後見人制度を終了するとの判決が下された。


翌12月にジェイミーさんは、ブリトニーとの裁判のために支払った複数の法律事務所への報酬200万ドル(約3億1600万円)と、今回の弁護士費用の支払いを求める法的書類を裁判所に提出していた。


そして米メディア『TMZ』が現地時間4月26日、ブリトニーとジェイミーさんの弁護士費用に関する法的争いに決着がついたと報じた。


ある情報筋によると、ブリトニーの弁護士マシュー・ローゼンガート氏は「勝利するための確実な証拠がある」と断言していたものの、最終的にはブリトニーが200万ドル以上にのぼるジェイミーさんの弁護士費用を支払うことになったという。裁判は静かに決着したが、このことにブリトニーは激怒しているそうだ。


さらに米メディア『People.com』では、両者の弁護士が声明文を送り、ブリトニーとジェイミーさんが現地時間25日にロサンゼルス高等裁判所にて非公開の金額で和解したことを伝えている。


ブリトニーの弁護士マシュー氏は「2021年11月に後見人制度は終了しましたが、彼女の自由への願いは今、本当に完全なものとなりました」と述べ、こう続けた。


「ブリトニーが望んだように、彼女の自由にはこの件に関して法廷に出席したり、関与したり、法的手続きに巻き込まれたりする必要がないことも含まれています。」


「ブリトニーは、裁判所が彼女の父親を(後見人の)資格停止にした時に勝ち、自身の基本的権利と市民的自由が回復した際にも勝利したのです。」


一方、ジェイミーさんの弁護士アレックス・ワインガルテン氏は、両者が「未解決の争いを、すべて解決する和解に達した」と述べ、次のように説明した。


「和解は極秘事項であり、具体的なことはコメントできません。ジェイミーはこの件がすべて解決したことに感激しています。彼は娘をとても愛しており、これまでやってきたことはすべて娘を守り、支えるためでした。」


「ブリトニーの人生に関わる一部の無責任な人々が、この事態をこれほど長く引きずらせることを選んだのは残念なことです。」


画像1枚目は『XILA MARIA RIVER RED Instagram』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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