アストンマーティンのアロンソ、前半戦のパフォーマンスに失望「昨年はトップ4を目指していたのに、今年は大きく後退」
フェルナンド・アロンソは、2024年シーズン前半のアストンマーティンF1チームのパフォーマンスに「少々がっかりしている」と率直に認めた。
2023年前半に先頭集団に入っていた状況とはまったく対照的に、今年アストンマーティンは劣勢にあり、かつての直近のライバルたちに大きく後れを取っている。
チームの今シーズンここまでのハイライトは、サウジアラビアGPでのアロンソの5位入賞で、昨年前半には当たり前だった表彰台獲得からは程遠い結果だ。
そして12カ月前とは違い、アストンマーティンの開発プログラムは実を結ばず、チームはAMR24に一連のアップデートを実装するも、期待どおりのパフォーマンス向上につながらずにいる。
スパ・フランコルシャンでは、アロンソはトップでフィニッシュしたジョージ・ラッセルと同様に、大胆な1ストップタイヤ戦略を実行し、9位でチェッカーを受けた後、ラッセルが失格になったため順位は8位に上がった。
2024年シーズン前半を評価するよう求められたアロンソは、「少々がっかりしている」と答えた。
「今日、僕たちがウイリアムズ、アルファタウリ(RB)、アルピーヌと戦っていたという事実は隠せない。昨年はトップ4のチームになることを目指していたのにだ」
「今、彼らは手の届かないところにいる。そして僕たちは後ろのドライバーたちからポジションを守ることしかできない」
「今年の初めでさえそうだ。特に予選では、僕たちは常にトップ5かトップ6のなかにいた」
「だから、サマーブレイクと今年の後半にやるべき仕事がたくさんあるのは確かだ。諦めないし、努力する必要がある」
ランス・ストロールも、チームメイト同様に、ベルギーではミディアムからハードへの1ストップ戦略を採用した。しかし、そのアプローチによって、彼は結局11位どまりだった。
「予想よりもデグラデーションがましだったので、1ストップでもたせた」とストロールは戦略を正当化して語った。
チームがマシンからさらなるパフォーマンスを引き出す必要性については、ストロールもアロンソと同じ意見だ。
「グリッドの上位で戦うには、マシンのペースをもっと上げなければならない」
「ストレートの速度が僕たちにとって問題になっている。オーバーテイクされ、一日中苦戦していた。だから、取り組むべきことがあるはずだ」
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