アロンソ、今季初のQ3進出果たし予選5番手「アップデートがうまくいっている」 速さを生かしてミディアムを使用
2025年5月18日(日)14時44分 AUTOSPORT web

2025年F1エミリア・ロマーニャGPの予選で、アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは5番手を獲得した。アストンマーティンが低迷に陥るなか、今シーズン、アロンソが予選Q3に進んだのはこれが初めて。チームメイトのランス・スロトールは8位に入り、チームにとって今季ここまでで最高の予選結果となった。
アストンマーティンは、今週末、アップデートコンポーネントとして、ヘイロー、フロアボディ、フロアフェンス、フロアエッジ、ディフューザー、コーク/エンジンカバー、ビームウイングの変更を申告している。
チームは予選でミディアムタイヤを活用。アンディ・コーウェル代表は「タイヤ戦略の判断は素晴らしかった」と述べている。
■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム)
FP3 11番手(1分15秒819/18周)
予選 5番手(Q1=3番手1分15秒695:ソフトタイヤ/Q2=6番手1分15秒442:ミディアムタイヤ/Q3=5番手1分15秒431:ミディアムタイヤ)
「予選は期待していたよりもうまくいった。2台ともQ3に入れたというのは素晴らしい結果だ」
「今週末、新しいパッケージを投入し、ここまでのところポジティブな結果を得ている。ミディアムタイヤとソフトタイヤの両方でかなり競争力があったため、予選では他とは異なる戦略を試すことができた」
「とはいえ、地に足をつけて、明日のレースがどうなるかを見守る必要がある。実際には僕たちには5番手ほどの速さはないと思うが、このポジションを守って、ポイントを獲得できるかどうか、明日見てみよう」
(走行後のインタビューで語り)「チームが良い結果を出したことをうれしく思うし、誇らしい。彼らは懸命に努力してきた。今回のアップグレードがチームにより一層のモチベーションをもたらしてくれることを願っている」