【福岡vs広島プレビュー】再開初戦で負の連鎖を断ち切りたい福岡…広島は敵地で前回対戦のリベンジなるか
サッカーキング2021年8月7日(土)17時29分
[写真]=鈴木颯太朗、J.LEAGUE
■アビスパ福岡 中断期間の成果を見せられるか。4試合ぶりの得点にも期待
【プラス材料】
7月10日に湘南ベルマーレから加入したMF中村駿が「中断期間をうまく使えている」と、この約3週間を有効に使えていることを明かした。前線でスピードのあるMF金森健志とも「自分がボールを持った時に動き出してくれるので、チャンスになりそう」と手応えを得ている様子。ザスパクサツ群馬やモンテディオ山形で一緒にプレーしたFW山岸祐也ともゴールに直結するコンビネーションが見られそうだ。直近の3試合を無得点で終えているアビスパ福岡にとっては、攻撃的なMFの加入で連敗の流れも断ち切りたい。
中断期間は各選手それぞれリフレッシュできたようで、気持ちを切り替えるとともに「やるべきこと、やれることを前面に出して戦う」(長谷部茂利監督)ことに集中する。
【マイナス材料】
中断期間中にGK杉山力裕の右アキレス腱断裂(全治6カ月)というリリースが出ており、状態が心配される。
まずはリーグ戦5連敗中という状況を断ち切れるか。練習の雰囲気にネガティブな要素は感じられないが、勝ちきれない試合が続いたことに対する心理状況やいかに。5連敗中の直近3試合が無得点という部分を中断期間にどのように修正したかがポイントだ。長谷部監督は「(五輪の)スペイン代表に対する日本代表の戦い方が参考になった」と話した。相手にポゼッションされながらもどのように守って攻撃へと転じるかには、J1で戦う福岡が勝ち点を奪うためのヒントがあったのだろう。
コンディションが万全ではない選手も数名見られるが、杉山を除くと長期離脱になりそうな選手は見当たらない。
文:新甫條利子
■サンフレッチェ広島 攻撃面に一定の手応えも、不安定な守備面に懸念あり
【プラス材料】
2日に行われたトレーニングマッチの愛媛FC戦(45分×3本)は5-4で勝利。失点はともかくとして、5得点はひとつの収穫と言える。
FWジュニオール・サントスは見事なドリブルシュートを決めて個人としての破壊力を発揮していたし、負傷から戻ってきたMF浅野雄也も素晴らしい裏への飛び出しからテクニカルなシュートを決めていた。また、右サイドでプレーしたFW鮎川峻が見事な位置取りからのコンビネーションでゴールを決めるなど、ここ最近は成長が頭打ちに見えた若者たちが躍動し、チームに大きな刺激を与えた。
MF東俊希は前線で内容のあるプレーを披露し、MF松本泰志やDF住吉ジェラニレショーンら今夏加入組が勢いを見せるなど、レベルの高い競争が戻ってきた感はある。
【マイナス材料】
中断期間中の7月27日に行われた練習試合ではガイナーレ鳥取に1-3で敗戦。愛媛戦は勝利したものの、45分×3本で4失点と不安定な状況が続く。
MF川辺駿の欧州移籍を受けてMF松本泰志をセレッソ大阪から呼び戻し、ボランチの層を厚くしたものの、チームを牽引してきた主人公が抜けた穴はそう簡単に埋められるはずもない。悩みの種であるストライカーについても、練習試合で安定した成果を出した選手はいない。チャンスは作り出しているが、しっかりとゴールにボールを沈めることがなかなかできていない。
7月28日に新型コロナウィルスのワクチンを選手たちが接種したが、2回目だったということもあってか副反応が出たことも事実。この事実がコンディション面でどう影響するのかも未知数だ。
文:紫熊倶楽部 中野和也
【プラス材料】
7月10日に湘南ベルマーレから加入したMF中村駿が「中断期間をうまく使えている」と、この約3週間を有効に使えていることを明かした。前線でスピードのあるMF金森健志とも「自分がボールを持った時に動き出してくれるので、チャンスになりそう」と手応えを得ている様子。ザスパクサツ群馬やモンテディオ山形で一緒にプレーしたFW山岸祐也ともゴールに直結するコンビネーションが見られそうだ。直近の3試合を無得点で終えているアビスパ福岡にとっては、攻撃的なMFの加入で連敗の流れも断ち切りたい。
中断期間は各選手それぞれリフレッシュできたようで、気持ちを切り替えるとともに「やるべきこと、やれることを前面に出して戦う」(長谷部茂利監督)ことに集中する。
【マイナス材料】
中断期間中にGK杉山力裕の右アキレス腱断裂(全治6カ月)というリリースが出ており、状態が心配される。
まずはリーグ戦5連敗中という状況を断ち切れるか。練習の雰囲気にネガティブな要素は感じられないが、勝ちきれない試合が続いたことに対する心理状況やいかに。5連敗中の直近3試合が無得点という部分を中断期間にどのように修正したかがポイントだ。長谷部監督は「(五輪の)スペイン代表に対する日本代表の戦い方が参考になった」と話した。相手にポゼッションされながらもどのように守って攻撃へと転じるかには、J1で戦う福岡が勝ち点を奪うためのヒントがあったのだろう。
コンディションが万全ではない選手も数名見られるが、杉山を除くと長期離脱になりそうな選手は見当たらない。
文:新甫條利子
■サンフレッチェ広島 攻撃面に一定の手応えも、不安定な守備面に懸念あり
【プラス材料】
2日に行われたトレーニングマッチの愛媛FC戦(45分×3本)は5-4で勝利。失点はともかくとして、5得点はひとつの収穫と言える。
FWジュニオール・サントスは見事なドリブルシュートを決めて個人としての破壊力を発揮していたし、負傷から戻ってきたMF浅野雄也も素晴らしい裏への飛び出しからテクニカルなシュートを決めていた。また、右サイドでプレーしたFW鮎川峻が見事な位置取りからのコンビネーションでゴールを決めるなど、ここ最近は成長が頭打ちに見えた若者たちが躍動し、チームに大きな刺激を与えた。
MF東俊希は前線で内容のあるプレーを披露し、MF松本泰志やDF住吉ジェラニレショーンら今夏加入組が勢いを見せるなど、レベルの高い競争が戻ってきた感はある。
【マイナス材料】
中断期間中の7月27日に行われた練習試合ではガイナーレ鳥取に1-3で敗戦。愛媛戦は勝利したものの、45分×3本で4失点と不安定な状況が続く。
MF川辺駿の欧州移籍を受けてMF松本泰志をセレッソ大阪から呼び戻し、ボランチの層を厚くしたものの、チームを牽引してきた主人公が抜けた穴はそう簡単に埋められるはずもない。悩みの種であるストライカーについても、練習試合で安定した成果を出した選手はいない。チャンスは作り出しているが、しっかりとゴールにボールを沈めることがなかなかできていない。
7月28日に新型コロナウィルスのワクチンを選手たちが接種したが、2回目だったということもあってか副反応が出たことも事実。この事実がコンディション面でどう影響するのかも未知数だ。
文:紫熊倶楽部 中野和也
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