アメリカの民間投資会社『ドリルトン・キャピタル』がウイリアムズ・レーシングを買収へ
8月21日(金)、ウイリアムズ・レーシングは、アメリカに本社を置く民間投資会社『ドリルトン・キャピタル』に買収されたことを公式ホームページで発表した。
今年の5月末、ウイリアムズ・グランプリ・ホールディングス(WGPH)は、WGPHの株式の過半数を売却することを検討していることを明らかにしていた。またF1の元最高経営責任者であるバーニー・エクレストンは、「ウイリアムズの消滅は大きな損失だ」と語り、ウイリアムズの買い手を探す手伝いを買って出たという。
そんななかウイリアムズは、戦略的な見直しの一環として、グループのファイナンシャルプランナーとともにすべてのオプションを見直し、複数の投資家と予備交渉などを行った。
その結果、ドリルトン・キャピタルがウイリアムズを買収することが決定。ただしチームはウイリアムズのブランドのもとでレースを続け、シャシーの名前は変わらない。また、チームの本拠地をイギリスのグローブから他の場所に移す計画もないという。
ウイリアムズの副チーム代表を務めるクレア・ウイリアムズは、今回の売却はチームの存続を保証するものだとチームの公式サイトにコメントを寄せた。
「戦略的な見直しは、経験する価値のある有益なプロセスであり、F1とウイリアムズの双方が信頼性と価値を持っていることを証明しました。私たちは結論に到達し、ドリルトンがチームの新しいオーナーになったことを嬉しく思っています」
「チームを再び成功させること、社員を守ることは、最初からこのプロセスの中心にありました。これで家族経営チームとしてのウイリアムズの時代は終わりかもしれませんが、私たちは安泰な状況になると理解しています」
「この売却はチームの存続を保証しますが、最も重要なことは成功への道を提供することです」
またドリルトン・キャピタルの会長であるマシュー・サベージは、ウイリアムズとの協力を楽しみにしていると述べた。
「ウイリアムズの投資できたことを嬉しく思っており、このビジネスの可能性にとても興奮している。我々の柔軟で忍耐強い投資スタイルにより、チームはグリッドの先頭に戻るという目標に集中できるだろう。我々はウイリアムズにとって理想的なパートナーだと考えている」
「どの分野に新たな投資を行うべきかを決定するために、事業の詳細な見直しを行う点で、ウイリアムズと協力することを楽しみにしている」
「また、グローブには世界クラスの施設があることを認識しており、移転の計画はない」
「ウイリアムズ」をもっと詳しく
「ウイリアムズ」のニュース
-
サインツ、レッドブル&メルセデス以外の移籍先を検討。ウイリアムズとボッタスが動向を見守る5月29日17時30分
-
サージェント「今後2台の仕様が同じになれば、ふたりともポイント争いができるはず」:ウイリアムズ F1第8戦決勝5月28日7時20分
-
アルボン9位、ウイリアムズ今季初入賞を喜ぶも「角田の後ろでつらいレースだった」/F1モナコGP5月27日18時54分
-
終盤のVSCで大逆転。ウイリアムズ育成のオサリバンが15番手から初優勝/FIA F2第5戦レース25月26日18時3分
-
ウイリアムズF1、モナコ用スペシャルカラーのFW46を発表。スポンサーのキャラクター、デュラセル・バニーをフィーチャー5月23日11時59分
-
アルボン「ピット出口でリミッターを解除した時に振動を感じ、何かおかしいと気づいた」:ウイリアムズ F1第7戦決勝5月21日7時30分
-
ファイナルラップの大逆転劇。ウイリアムズ育成コラピントが初優勝果たす/FIA F2第4戦レース15月18日22時22分
-
アルボンとの契約延長は大きな後押しに。2025年以降のドライバー選択にも余裕が生まれたウイリアムズF15月16日18時18分
-
アルボン、ウイリアムズF1との契約を複数年延長「長期的なプロジェクトを信じて役割を果たしたい」5月15日19時7分
-
キック・ザウバー離脱の可能性高まるボッタスに、ウイリアムズとハースが関心5月10日18時21分
スポーツニュースランキング
-
1バレーボール女子のパリ五輪1次L組み合わせポット確定 ランク7位の日本はポット3に入り、中国、オランダとは当たらない スポーツ報知
-
2バレーボール男子日本代表、石川祐希・髙橋藍ら第3週フィリピンラウンド出場の14人発表 【一覧】 TBS NEWS DIG
-
3「おんなじ顔」大谷翔平、幼少期時代の父親とのレアショットに反響! 「大谷さん、かわいすぎる」 All About
-
4“スランプ批判“を覆す球場熱狂の2連発! ベッツの衝撃離脱で大谷翔平の復調にロバーツ監督も切望「かなりボールが見えている」 ココカラネクスト
-
5ジャッジが「グリーンモンスター」超え特大26号 滞空時間7秒超は最長記録 大谷翔平に7本差 スポーツニッポン