「13点差を下回ることはなかった」日本を下したオーストラリア 国内メディアは敵地での白星を称賛【バスケW杯】
渡邊の奮闘も及ばず。日本はオーストラリアに力の差を見せつけられた(C)Getty Images
8月29日に「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」のグループE第3戦が行われ、日本代表(世界ランク36位)とオーストラリア代表(世界ランク3位)が対戦。1次ラウンド突破をかけた大一番となったこの試合は、89対109で日本が敗れ、順位決定ラウンドへとまわることとなった。勝利したオーストラリアは2次ラウンド進出を決めた。
【動画】オーストラリア守備陣を切り裂いた! 日本に希望を残した渡邊雄太の好プレー!
この試合は序盤から多くのNBAプレーヤーを擁するオーストラリアがリードを奪い、日本が追いかける展開に。17-25と第1クオーターは一桁点差で終えるも、その後もオーストラリアが攻守で上回り、第2クオーターでは22点差まで広がった。
後半に入り、日本が第3クオーターで35点、第4クオーターでも19点を記録し追い上げをみせたが、前半までのビハインドが響き、追いつくことはできなかった。日本は渡邊雄太やジョシュ・ホーキンソン、さらに前試合まで得点の無かったキャプテンの富樫勇樹が二桁の得点をマークするも、この大会2勝目を挙げることはできなかった。
この試合を日本と同じ1勝1敗で迎えていたオーストラリアは、力の差をみせ、グループ2位で2次ラウンド進出を決めた。日本から勝利を収めた後、母国メディアでも試合の結果を報じている。
オーストラリアのスポーツメディア『CODE Sports』は自国代表チームの戦いぶりに対し「ブーマーズ(オーストラリア代表のニックネーム)のワールドカップが軌道に乗った」と報じた。
また「日曜日にドイツに衝撃的な敗戦を喫したため、世界ランキング3位のブーマーズは、17位以下の順位決定戦行きを避けるために、沖縄で開催国を倒さなければならなかった」として、この一戦の重要性を綴っている。
他にも日本の攻撃について「第3クオーターで35点を挙げ、前半までのスコアを倍増させた」と振り返っており、他にも「帰化アメリカ人のジョシュ・ホーキンソン(33得点、7リバウンド)は日本のために攻め続け、(パティ)ミルズの元ブルックリンNBAチームメイトのユウタ・ワタナベ(24得点)もサポートしていた」とキープレーヤー2人の活躍にフォーカスしている。
その上で同メディアは、オーストラリアのジョシュ・ギディ、ゼイビアー・クックスといった高い得点力を誇った両プレーヤーのパフォーマンスを称えながら「リードが13点を下回ることはなかった」と試合展開を評した。
日本は2次ラウンド進出はならなかったが、順位決定戦、パリ五輪への出場権獲得を目指す。アジア最上位を決定させるために、世界を相手に勝利が求められる戦いが続く。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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