有明アリーナでの防衛戦が迫る寺地拳四朗に米メディアも畏敬の念「地球上で最も優れたライトフライ級のファイターだ」
寺地は圧倒的な強さで、直近4試合ですべてKO勝ちを収めている(C)Getty Images
9月18日、東京・有明アリーナで行われる、プロボクシングWBC・WBA世界ライトフライ級タイトルマッチで、2団体王者の寺地拳四朗(B.M.B)が、ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)の挑戦を受ける。寺地はこれが3度目の防衛戦であり、経験豊富な35歳の挑戦者を迎え撃つ一戦となる。
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22戦21勝13KOと、同階級で圧倒的な強さを誇る寺地は、日本人では「モンスター」井上尚弥に続き、近い将来で4団体王者に登り詰めることが有力視されており、2度の防衛戦を含む直近4試合も全てKO決着、相手を凌駕し力の差を見せつける内容となった。
寺地は当初、今年4月に行われる予定となっていたWBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレスとの3団体統一戦が中止に。対戦相手が変更となり、待望していた王座統一の機会が遠のくなどの不運にも見舞われた。しかし、再びチャンスを引き寄せるためにも、ベルト防衛が至上命題であることは言うまでもない。
そして、およそ5か月ぶりとなる一戦においても、日本人王者優位の見方が揺るぎないものであることを海外メディアが報じている。
米ボクシングサイト『BoxingScene.com』では、寺地対ブドラー戦について、サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)対ジャーメル・チャーロの一戦に次ぎ、9月中に行われる注目のカードであると紹介しており、また、寺地に対し「ここで勝利し、統一戦への道のりを完遂すれば、ケンシロウはチャン・ジョング、ユ・ミョンウ、マイケル・カルバハル、チキータ・ゴンザレスらと並ぶライトフライ級不滅の名手の仲間入りを果たすことになる」と実力を評している。
さらに、スポーツメディア『The Sporting News』でも、「テラジが14度目の世界タイトルマッチで勝利を収めれば、ボクシングの歴史にその名を刻むことになるだろう」と王者としての実績を称賛。また「2つの世界タイトルと誰もが欲しがるリング王座(米・リング誌認定王座)を獲得したテラジは、すでに地球上で最も優れた108ポンド(ライトフライ級)のファイターとみなされている」と綴っている。
他にも同メディアでは「『議論の余地のない』王者としての名声を彼のものにするためには、あと2つの世界タイトルを獲得する必要がある」と今後の4団体王座統一に言及。ブドラー戦で防衛、さらに現IBF王者であるシベナティ・ノンティンガ(南アフリカ)戦で勝利を収めた先に「WBO王者との統一戦の道も再び、みえてくるはずだ」と見込みを示している。
海外からも高い評価を受け、その期待を裏切らないファイトを繰り広げてきた寺地拳四朗。今回もメインイベンターとして、そしてチャンピオンとして、圧倒的な強さでのベルト防衛を果たしてくれるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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