フォース・インディアF1、ペレスの残留を発表。2018年もオコンとのペアを継続
フォース・インディアF1チームは、セルジオ・ペレスとの契約を延長し、2018年もエステバン・オコンとのペアを継続することを正式に発表した。
ペレスは2018年に向けてトップチームへの移籍の道を探っていたが、サマーブレイク前に可能性はほぼ絶たれており、残留に向けてフォース・インディアとの話し合いが進んでいることを示唆していた。
17日、チームは2018年にペレスが引き続き同チームで走ることを明らかにした。2014年に加入したペレスは、来年フォース・インディアでの5年目のシーズンを過ごすことになる。
「サハラ・フォース・インディアに残留することが僕にとっては常に最優先すべき選択肢だった」とペレス。
「このチームのおかげで僕はドライバーとしての才能を証明することができたし、ここにいることにとても満足している」
「僕らはともにいろいろな成果を上げてきたが、今後もっと多くのことを成し遂げていくことになると思う。チームは今年、マシンの開発をとてもうまく進め、F1で4番目のチームとしての位置を確立してきた。彼らとの旅を続けるという決断は難しいものではなかった」
チーム代表およびマネジングディレクターのビジェイ・マリヤは「この数年、セルジオは我々の成功において重要な役割を果たしてきた」と述べている。
「2014年に我々のチームに加入して以来、最も速く、かつ最も安定したドライバーのひとりに成長した。彼はフォース・インディアで4回の表彰台を獲得しており、フォース・インディアの歴史のなかで最も成功したドライバーだ。エステバンのチームメイトとしてセルジオをチームに残すことで、来シーズンに向けてチームの安定を図ることができ、F1で最もエキサイティングなドライバーペアのひとつを擁して戦うことができる」
今回の契約は1年の延長のみと考えられており、ペレスは2019年に向けて再びトップチームのシート獲得の選択肢を探っていくことになりそうだ。
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