ホンダF1、今季6回目の表彰台、3台が入賞「フェラーリは手ごわかった。終盤戦で巻き返したい」と田辺TD:シンガポールGP
2019年F1シンガポールGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3位、アレクサンダー・アルボンは6位だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは15位、ピエール・ガスリーは8位でフィニッシュ、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)搭載車4台中3台がポイントを獲得した。
4番グリッドスタートのフェルスタッペンは、序盤はポジションを守って走行、61周のレースの19周目にソフトタイヤからハードタイヤに交換。ピットストップのタイミングを遅らせたルイス・ハミルトンの前に出ることに成功、終盤ハミルトンから猛追を受けるが、ポジションを守り切り、今季6回目の表彰台を獲得した。
アルボンはグリッドポジションをキープして前半6番手を走り、20周目にソフトタイヤからハードへと交換。34周目には再び6番手に浮上、その位置を守ってフィニッシュした。
11番グリッドからハードタイヤでスタートしたガスリーは、序盤は10番手を走行。ファーストスティントを長めにとったことで、一時は2番手まで浮上した。32周目にミディアムに交換。16番手に落ちるが、何度かオーバーテイクを決めて順位を上げ、8位で4ポイントを獲得した。
14番グリッドスタートのクビアトはミディアムタイヤでの序盤に12番手を走るが、タイヤに苦しみ順位を落とした後、12周目にハードに交換。36周目にはソフトに換える2回ストップで走った。終盤キミ・ライコネンをオーバーテイクしようとした際に接触が起きて順位を落とし、クビアトは目指すポイントには届かなかった。この接触は審議対象になったが、レーシングインシデントとの判断で、どちらにもペナルティは科されなかった。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のレースでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手の健闘と、チームの適切なストラテジーにより、予選4番手から一つポジションを上げて3位表彰台を獲得できました。
このような形で週末を終えられたことはよかったと感じていますが、一方で、高速のサーキットである前戦のモンツァに続き、低速サーキットのシンガポールでも、フェラーリの速さが際立った週末でもありました。
レッドブル・トロロッソ・ホンダについては、ガスリー選手が力強い走りでオーバーテイクを見せ、チームにとって貴重なポイントを獲得しました。クビアト選手もいいペースで走行していましたが、接触の影響もありポイント圏外に終わりました。
ホンダ勢4台の入賞は逃したものの、堅実な走りを見せたレッドブルのアルボン選手とともに、3台入賞を果たせたことはよかったと思っています。
終盤戦でさらなる巻き返しを見せられるよう、これからもプッシュを続けます。
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