フェラーリF1のベッテルとルクレール「オーバーテイクが難しいソチでは予選が重要」
イタリアのムジェロ・サーキットで行われた2020年F1第9戦トスカーナGPは、フェラーリにとって1000戦目を祝うグランプリだったが、リザルトは彼らにとって不本意なものだった。シャルル・ルクレールは8位、セバスチャン・ベッテルは10位でレースを終えた。
名門フェラーリは、今週末のロシアGPではより良い結果を出すことを望んでいる。
「ソチのサーキットのセクター1は素晴らしい。特にターン3で加速して全開にしていく時は最高の気分なんだ」とベッテルは言う。
「セクター2には90度の中速コーナーが続いていて、そこへの進入では良いライン取りが必要になる」
「技術的には、タイヤにあまり負担をかけないように、ハードブレーキングポイントにうまく対応し、コーナー出口のパワーのかけ方をうまく行う必要がある。最終セクターは、タイトで低速なセクションが続き、それほど刺激的ではないね」
「オーバーテイクはかなり難しいので、予選でマシンのすべての可能性を引き出すために、フリー走行で良い仕事をすることが重要になってくる」
ルクレールは「ソチに関して思い浮かぶのはふたつ、ロングストレートとローラーコースターだ」と語る。
「このサーキットには、チャンピオンシップで最も長いストレートのうちのひとつがあり、その後は面白いコーナーの組み合わせが続く。セクター1が最もエキサイティングだね」
「オーバーテイクするのは簡単ではないから、ドライバー全員の最初の目標は、予選で最大限の力を発揮して、いいグリッドポジションを確保することだ」
「ソチは楽しい場所だよ。サーキットの隣にはテーマパークがあるんだ。2018年に初めてF1で行った時のことをよく覚えている。親しくしているドライバーたちと一緒にいくつかの乗り物に乗った。週末の仕事を始める前にリラックスするのにとても役立ったよ」
「今回はファンがサーキットまでレースを見に来てくれる。とてもうれしいことだし、彼らのために良いショーを披露したいと思っている」
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