ムドリクが加入後初ゴール! チェルシーが前半の連続得点でフルアム撃破、プレミア4戦ぶり白星
サッカーキング2023年10月3日(火)7時11分
チェルシーの“10番”(中央)が待望の加入後初ゴール [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第7節が10月2日に行われ、チェルシーとフルアムが対戦した。
今季も開幕からなかなか調子の上がらないチェルシーは、第6節終了時点で白星を飾ったのは8月25日開催の第3節ルートン・タウン戦(○3-0)のみ。ここまで1勝2分3敗でスタートから出遅れている。一方、カラバオ・カップでは同30日に行われた2回戦でウィンブルドンを2-1で撃破。9月27日に開催された3回戦では、ニコラス・ジャクソンの決勝ゴールでブライトンを1-0で破った。この試合の勢いを継続したいプレミアリーグ第7節では、ここまで2勝2分2敗のフルアムの本拠地『クレイヴン・コテージ』に乗り込む。
チェルシーはチアゴ・シウヴァ、エンソ・フェルナンデス、ミハイロ・ムドリクらがスターティングメンバーに並んだ。これまで最前線に入っていたニコラス・ジャクソン、そして右サイドバックや右ウイングバックに入っていたマロ・ギュストが出場停止のため、アルマンド・ブロヤ、マルク・ククレジャが今季プレミアリーグで初の先発に名を連ねている。また、ラヒーム・スターリングがベンチスタートとなり、コール・パルマーが今夏の加入後プレミアリーグで初のスタメン入りを果たした。一方、フルアムは古巣対戦となるウィリアンを筆頭に、ジョアン・パリーニャやラウール・ヒメネスらが先発している。
試合は開始直後にチェルシーにビッグチャンスが到来。左サイドでのルーズボールを拾ったブロヤがコナー・ギャラガーとのワンツーでペナルティエリアに侵入し、飛び出してきたGKベルント・レノもかわしてシュート体制に入る。最終的にはオフサイドと判定されたものの、相手3名がカバーに入ったゴールの枠を捉えることはできなかった。
その後もチェルシーはムドリクがフィニッシュまで持ち込むシーンを作ると、18分に先制に成功。自陣中央でボールを持ったモイセス・カイセドが左サイドへ展開すると、大外を駆け上がったレヴィ・コルウィルがフリーでボールを収め、アーリークロスを送る。ボールはイッサ・ディオプの頭を越えてムドリクに渡ると、胸トラップからGKレノの股下を通す一撃を沈めた。ムドリクにとってはこれが今年1月のチェルシー加入後、公式戦24試合目にして嬉しい初ゴールに。チェルシーが先手を取った。
さらにその直後、フルアムのビルドアップでティム・リームからのパスをパルマーが引っ掛けると、ボックス内にスルーパスを送る。先にボールに触ったのはリームだったが、反応していたブロヤがこのボールに合わせてゴールネットを揺らし、チェルシーが大きな追加点を記録した。前半はこのままチェルシーの2点リードで終了している。
後半に入るとチェルシーが試合を決める3点目を目指してゴールに襲い掛かる。55分、高い位置でのボール奪取からパルマーが左足を振ったものの、シュートはGKレノにキャッチされる。63分にはカイセド、ギャラガー、ブロヤと繋いで敵陣までボールを持ち運ぶと、ボックス右へ走り込んだギャラガーの折り返しから、イアン・マートセンが左足で狙ったものの、シュートは左ポストに嫌われた。こぼれ球をE・フェルナンデスが拾ったものの、左足でのシュートはGKレノに阻まれている。
終盤に差し掛かるとフルアムがゴールに迫るシーンを増やす。77分、敵陣左サイドでボールを受けたウィリアンがボックス左へ付けると、トム・ケアニーがターンから左足で中央のスペースへ流し入れる。走り込んできたサーシャ・ルキッチがダイレクトで合わせたが、シュートはGKロベルト・サンチェスに阻まれた。84分には敵陣左サイドでボールを受けたウィリアンが強引なカットインでE・フェルナンデスを振り切る。そのまま右足を振ったものの、シュートはGKサンチェスにキャッチされた。
結局後半にスコアが動くことはなく、試合はこのままタイムアップ。開幕6試合でわずか5ゴール、3試合連続無得点に終わっていたチェルシーが待望の複数得点を記録し、プレミアリーグでは4試合ぶりの白星を飾った。一方のフルアムは第4節マンチェスター・シティ戦以来、3試合ぶり今季3度目の黒星を喫している。
次節は7日に行われ、チェルシーは敵地でバーンリーと、フルアムはホームでシェフィールド・ユナイテッドと、それぞれ対戦する。
【スコア】
フルアム 0-2 チェルシー
【得点者】
0-1 18分 ミハイロ・ムドリク(チェルシー)
0-2 19分 アルマンド・ブロヤ(チェルシー)
今季も開幕からなかなか調子の上がらないチェルシーは、第6節終了時点で白星を飾ったのは8月25日開催の第3節ルートン・タウン戦(○3-0)のみ。ここまで1勝2分3敗でスタートから出遅れている。一方、カラバオ・カップでは同30日に行われた2回戦でウィンブルドンを2-1で撃破。9月27日に開催された3回戦では、ニコラス・ジャクソンの決勝ゴールでブライトンを1-0で破った。この試合の勢いを継続したいプレミアリーグ第7節では、ここまで2勝2分2敗のフルアムの本拠地『クレイヴン・コテージ』に乗り込む。
チェルシーはチアゴ・シウヴァ、エンソ・フェルナンデス、ミハイロ・ムドリクらがスターティングメンバーに並んだ。これまで最前線に入っていたニコラス・ジャクソン、そして右サイドバックや右ウイングバックに入っていたマロ・ギュストが出場停止のため、アルマンド・ブロヤ、マルク・ククレジャが今季プレミアリーグで初の先発に名を連ねている。また、ラヒーム・スターリングがベンチスタートとなり、コール・パルマーが今夏の加入後プレミアリーグで初のスタメン入りを果たした。一方、フルアムは古巣対戦となるウィリアンを筆頭に、ジョアン・パリーニャやラウール・ヒメネスらが先発している。
試合は開始直後にチェルシーにビッグチャンスが到来。左サイドでのルーズボールを拾ったブロヤがコナー・ギャラガーとのワンツーでペナルティエリアに侵入し、飛び出してきたGKベルント・レノもかわしてシュート体制に入る。最終的にはオフサイドと判定されたものの、相手3名がカバーに入ったゴールの枠を捉えることはできなかった。
その後もチェルシーはムドリクがフィニッシュまで持ち込むシーンを作ると、18分に先制に成功。自陣中央でボールを持ったモイセス・カイセドが左サイドへ展開すると、大外を駆け上がったレヴィ・コルウィルがフリーでボールを収め、アーリークロスを送る。ボールはイッサ・ディオプの頭を越えてムドリクに渡ると、胸トラップからGKレノの股下を通す一撃を沈めた。ムドリクにとってはこれが今年1月のチェルシー加入後、公式戦24試合目にして嬉しい初ゴールに。チェルシーが先手を取った。
さらにその直後、フルアムのビルドアップでティム・リームからのパスをパルマーが引っ掛けると、ボックス内にスルーパスを送る。先にボールに触ったのはリームだったが、反応していたブロヤがこのボールに合わせてゴールネットを揺らし、チェルシーが大きな追加点を記録した。前半はこのままチェルシーの2点リードで終了している。
後半に入るとチェルシーが試合を決める3点目を目指してゴールに襲い掛かる。55分、高い位置でのボール奪取からパルマーが左足を振ったものの、シュートはGKレノにキャッチされる。63分にはカイセド、ギャラガー、ブロヤと繋いで敵陣までボールを持ち運ぶと、ボックス右へ走り込んだギャラガーの折り返しから、イアン・マートセンが左足で狙ったものの、シュートは左ポストに嫌われた。こぼれ球をE・フェルナンデスが拾ったものの、左足でのシュートはGKレノに阻まれている。
終盤に差し掛かるとフルアムがゴールに迫るシーンを増やす。77分、敵陣左サイドでボールを受けたウィリアンがボックス左へ付けると、トム・ケアニーがターンから左足で中央のスペースへ流し入れる。走り込んできたサーシャ・ルキッチがダイレクトで合わせたが、シュートはGKロベルト・サンチェスに阻まれた。84分には敵陣左サイドでボールを受けたウィリアンが強引なカットインでE・フェルナンデスを振り切る。そのまま右足を振ったものの、シュートはGKサンチェスにキャッチされた。
結局後半にスコアが動くことはなく、試合はこのままタイムアップ。開幕6試合でわずか5ゴール、3試合連続無得点に終わっていたチェルシーが待望の複数得点を記録し、プレミアリーグでは4試合ぶりの白星を飾った。一方のフルアムは第4節マンチェスター・シティ戦以来、3試合ぶり今季3度目の黒星を喫している。
次節は7日に行われ、チェルシーは敵地でバーンリーと、フルアムはホームでシェフィールド・ユナイテッドと、それぞれ対戦する。
【スコア】
フルアム 0-2 チェルシー
【得点者】
0-1 18分 ミハイロ・ムドリク(チェルシー)
0-2 19分 アルマンド・ブロヤ(チェルシー)
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