MotoGP:ホンダ・チーム・アジアが2020年の体制発表。Moto3クラスに國井勇輝が新たに加入
ホンダは10月14日、Moto2クラスに参戦するイデミツ・ホンダ・チーム・アジアとMoto3クラスに参戦するホンダ・チーム・アジアの2020年参戦体制を発表した。
Moto2クラスは1台体制となり、2019年シーズンから同クラスに参戦するタイ人ライダーのソムキャット・チャントラが継続参戦。Moto3クラスは2019年からレギュラー参戦している小椋藍に、2019年シーズンはMoto3ジュニア世界選手権、レッドブルMotoGPルーキーズカップに参戦している國井勇輝が新加入する。なお、両チームの監督は、引き続き青山博一氏が務める。
チームを率いる青山監督は起用する3人のライダーについてコメントを発表。
「Moto2クラスのチャントラ選手は今シーズン素晴らしい走りを見せており、来シーズンにおいて高いパフォーマスをしてくれると期待しています。必ず上位に食い込むでしょう」
「Moto3クラスは、小椋選手がルーキーシーズンながら着実に戦績を残しています。来シーズンはさらに上位に上がるでしょう。チームメイトとなる國井選手も、小椋選手に負けないスピードを持っています。このふたりが切磋琢磨することで、それぞれが上位に食い込んでくれると期待をしています」
「彼ら3人は高いポテンシャルを備えています。チームもベストなサポートで彼らを全面的にバックアップしていきます」
ホンダ・チーム・アジアからの継続参戦が決まった小椋は「またホンダ・チーム・アジアから参戦できることを本当に嬉しく思います」と次のようにコメント。
「今年フル参戦1年目として多くを学んできました。それをいかし2年目となる来シーズンは結果にこだわったレースをしていければと思います。2020年も引き続き応援よろしくお願いします」
2020年にMoto3デビューを飾る國井「来年念願だった世界選手権Moto3クラスに参戦できることを、とても嬉しく思っています。夢への1歩をやっと踏み出せたと思っています」と喜び、目標を語る。
「Moto3のレベルは高く皆とても速いので、とにかく多くを学び、スピードをつけたいです。目標は、チームメイトの小椋選手の1年目の結果を、上回ることです。とにかく最高の状態で来年に臨みたいので、その為にしっかり準備していきます」
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