F1マレーシアGPでマシンに大きな損傷を負ったハース、損害額の賠償を要求
F1マレーシアGPでは縁石のドレインカバー(排水溝の蓋)が外れたことにより、ロマン・グロージャンは高速でバリヤに激突した。その際のマシンの損傷について、ハースは損害額を計算し、補償を要求している。
事故が発生したのはセパンのターン12。浮き上がったドレインカバーがハースのマシンのタイヤを切り裂き、グロージャンはマシンもろともコースオフを喫した。幸いなことにドライバーに怪我はなかった。
マシンの損傷は広範囲に及び、損害額は750,000ドル(約8,450万円)にも上るとみられており、ハースはFIAに補償問題を提起している。ハースのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、この損害額について以下のように語っている。
「その必要があるのは間違いない。まったくもって我々の手に負えることではない。『そうか、誰かが側溝の蓋を溶接し忘れたせいだから、750,000ドルを払おう。万事問題ない』などと言えるわけがない」
「ここへ来るのにも参戦費用を払っているというのに、勘弁してもらいたい……」
「我々は話し合いを持ち、彼らは非常にプロフェッショナルに、ことに当たってくれた。彼らには保険があるようだから、今後の展開を見守っていこう」
珍しい事故の顛末については一部のドライバーが気にかけており、ルイス・ハミルトンはこの件をセッション後のドライバーズブリーフィングで議題に上げ、誰がコストを負担するのか尋ねた。
「今日のような事故の場合、明らかにロマンやチームには非がない。誰が損害に対しての支払いをするのだろう? 彼らだって多くの資金があるわけではない」とハミルトンは語った。
FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、チームは補償問題について主催者側と協議するだろうと示唆している。
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