駒大は篠原倖太朗、伊藤蒼唯らエントリー 藤田敦史監督「圭汰なしでも戦えるように結束してやってきた」…出雲駅伝
駒大の(左から)伊藤蒼唯、桑田駿介、篠原倖太朗
学生3大駅伝開幕戦となる出雲駅伝(10月14日、島根・出雲市=6区間45・1キロ)の大会事務局は8日までに各大学のチーム登録(選手10人)を発表。前回1区から一度も首位を譲らず完全優勝を果たした駒大は主将で前回1区区間賞の篠原倖太朗(4年)、同3区2位の山川拓馬(3年)、同4区2位の伊藤蒼唯(3年)、期待のルーキー桑田駿介(1年)らが名を連ねた。
前回2区区間賞でエースの佐藤圭汰(3年)は恥骨を故障しており、今回のエントリーはなし。藤田敦史監督は「圭汰がいなくても戦える状況を作れば、今後特に箱根に関してはより高いレベルのレースが出来る。圭汰が出られないことは事前にみんな分かっていたことなので、圭汰なしでも戦えるように結束してやってきました。みんな状態は良い」と説明。佐藤を指導している大八木弘明総監督も「(佐藤は)出雲、全日本はちょっと厳しいかもしれない。箱根だけはなんとか。間に合えればいいかなという感じはします」と話している。
駒大は昨季、出雲駅伝、全日本大学駅伝で圧勝したが箱根駅伝でまさかの2位。今シーズン前半は5月の関東インカレで入賞者が2人と大苦戦だったが、夏は主将の篠原を筆頭に着実に底上げした。9月28日のヨギボーアスレチックチャレンジカップ(新潟)5000メートルで篠原が13分15秒70で、青学大の鶴川正也(4年)が持っていた屋外での日本人学生記録を更新。翌日の日体大記録会では篠原に背中を押されるように、駒大の多くの選手が自己ベストをマークした。
それでも藤田監督は「自信にしても良いけど、過信にはならないようにと、ここまでやってきました。大会まで引き続き、気を引き締めてやっていきます」と冷静に話す。まずは3大駅伝初戦から、確実に好スタートを切る。
駒大の出雲駅伝登録メンバーは以下の通り。
篠原倖太朗(4年)
金谷 紘大(4年)
伊藤 蒼唯(3年)
帰山 侑大(3年)
山川 拓馬(3年)
工藤信太朗(2年)
島子 公佑(2年)
安原 海晴(2年)
桑田 駿介(1年)
谷中 晴(1年)
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