アイルランドにも響く井上尚弥の名声!ビッグマッチに「大いに注目」と期待の声
向かうところ敵なしの井上は、また鮮烈な勝利を見せてくれることだろう(C)Getty Images
プロボクシングWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)への世界的な注目度が高まり続けている。
間もなく、WBA・IBF同級王者のマーロン・タパレス(フィリピン)との世界4団体王座統一戦が正式決定するとも伝えられており、今年6月のスティーブン・フルトン戦での勝利に続き、階級転向2戦目での4団体王座統一への期待も膨らんでいる中、井上の実力、実績を称える声が海外メディアで後を絶たない。
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「『モンスター』とも呼ばれるイノウエは、現役世界トップクラスのボクサーに急速に上り詰めており、今後ますますその名が注目されることになるだろう」
アイルランドのボクシングサイト『Irish-boxing』も現在の井上の強さや人気の高さをそう評している。現地時間10月9日(日本時間10日)に「ナオヤ・イノウエ、日本ボクシング界の怪物」と銘打った特集記事の中で、これまでのキャリアを辿っている。
同メディアは「ボクシングは日本で最も注目されているスポーツの一つではないが、メガスターアスリートの一人、ナオヤ・イノウエの出現により、国内でのボクシング人気が高まっている」として、その影響力の大きさを指摘。さらに「イノウエはリング誌のパウンド・フォー・パウンド・ランキングでトップに躍り出たことで、日本人ボクサーとして史上初の快挙を達成した」と世界的な評価が高いことも強調しながら、「4つの階級で世界チャンピオンに輝いた経験を持つ日本のスーパースター」と称している。
また、トピックでは「81戦中75勝という圧倒的な戦績でアマチュア・キャリアを終えた」とプロ入り前の戦績も紹介。他にも「オマール・ナルバエスと対戦したWBOジュニア・バンタム級では、第2ラウンドでKO勝ちを収め、世界を驚かせた。しかし、この試合で拳を負傷し、1年間試合から離れている」と世界タイトル獲得当初でのエピソードなども綴られている。
トピックの最後には「今年行われたスティーブン・フルトンとの一戦でもイノウエは、東京・有明アリーナでアメリカ人を8ラウンドでKOするセンセーショナルな勝利を収めた」と快勝を収めたスーパーバンタム級タイトルマッチを振り返りながら、「現在WBAとIBFのタイトルを保持するマーロン・タパレスとの対決が大いに注目される」と今後への期待も記している。
数々の偉業を成し遂げ、圧倒的な強さをみせつけてきた井上尚弥。今年中の開催が有力とされる、4団体王座統一戦というビッグマッチでも、世界中のボクシングファンを熱狂させる戦いをみせてくれるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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