カナダを圧倒した森保ジャパン! 図抜けた戦力差に敵紙も脱帽「サムライブルーのスピードと規律に対する答えはなかった」
田中の鮮やかな2ゴールでカナダを打ち破った日本。彼らの躍進に賛辞が寄せられた。(C)Getty Images
10月13日に日本代表とカナダ代表の国際親善試合が新潟にあるデンカビッグスワンスタジアムで行われ、前者が4-1で勝利を収めた。およそ4か月ぶりとなった国内での一戦で、サムライブルーは圧倒的な攻撃力を発揮した。
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試合開始早々の2分、敵ゴール前の混戦からこぼれ球を拾った田中碧がペナルティーエリア外からの豪快なミドルシュートを炸裂。これで鮮やかに先手を取った日本は、その後も攻勢を強め、40分に相手のオウンゴールで追加点をゲット。さらに2分後には浅野拓磨のプレッシングからボールを奪うと、最後は中村敬斗が体勢を崩しながら流し込んで、ダメ押しの3点目をもぎ取った。
後半も49分に伊東純也のラストパスから田中がボレーでこの日2得点目を決め、早々に趨勢を定めた日本。試合終了間際に1点を返されたが、危なげなく逃げ切って勝利。カナダの3倍以上となる19本のシュートを記録するなど、チームの勢いが表れる結果を手にした。
昨年11月には、カタール・ワールドカップ直前でのテストマッチとして対戦し、日本から勝利を挙げていたカナダ。だが、敵地に乗り込んでの今回の一戦では力の差を突きつけられた。それだけにカナダ国内でも、日本のパフォーマンスに対しての脱帽の声が挙がっている。
カナダの日刊紙『The Globe and Mail』は、散々たる試合結果を受け、「日本が4-1でカナダを圧倒した」と報道。「アジアでトップクラスのFIFAランク19位である日本はよく組織されており、同44位のカナダのミスを突いて3-0とリードした。カナダは、サムライブルーのスピードと規律に対する答えを持っていなかった」と振り返っている。
さらに同紙は、カナダのマウロ・ビエッロ監督による、「(日本は)どのポジションにも3人以上の選手がいる」と選手層の厚さを称えたコメントも紹介。51歳の指揮官は「日本は多くのチームを倒している。しかし、これが、私たちが望んでいたことでもある。選手たちがこういう試合を味わうことは重要だ。彼らはそこから学ぶ」として、カナダにとっても貴重なゲームだったと述べたとしている。
トピック内では他にも「日本の完勝だった」とも綴られている。カナダメディア、さらに指揮官が認める通り、日本の強さが光ったゲームとなったと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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