【大分vs仙台プレビュー】連勝中のホームで白星が欲しい大分…仙台は今度こそライバルから白星を奪えるか
サッカーキング2021年10月16日(土)4時58分
[写真]=兼子愼一郎、鈴木颯太朗
■大分トリニータ ここにきてパフォーマンスが安定。プレッシャーに打ち克てるか
【プラス材料】
シーズン終盤戦でようやく結果と内容が伴った試合ができるようになった。片野坂知宏監督がこれまで積み上げてきたGKを組み込んだビルドアップに加え、選手が状況によって判断し、最適な回答を導き出せるようになっている。守備も自陣でしっかりブロックを作り、最終局面での体を張ったディフェンスにより失点が少なくなった。
お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーが自身のSNSでベンチ前でアグレッシブに動き回る片野坂監督のモノマネ動画を投稿したことを受け、片野坂監督はワッキーの持ちネタの芝刈り機をモノマネして返した。賛否両論あっただろうが、ファン・サポーターからは概ね高評価だった模様。大事なホームゲームを前に、一体感を生み出すことができた。
【マイナス材料】
残り7試合で残留ラインの16位にいる徳島ヴォルティスとの勝ち点差は「5」。少しずつ詰めてはいるものの、厳しい状況に変わりはない。今節のベガルタ仙台、次節の徳島との残留争い直接対決2試合で負けは許されず、緊張感は高まるばかりだ。シーズン終盤戦で今季最大の山場を迎えている。
緊張感のあるピリピリとした雰囲気で練習ができていることはいいことだが、逆に張り詰めすぎは禁物。メンバー争いは熾烈なようだが、試合に出場するメンバーが固定されつつあるため、ベンチ外の選手の試合勘が気になるところだ。
文:totoONE編集部
■ベガルタ仙台 相性面は悪くないものの、失点が止まらない守備に不安あり
【プラス材料】
今季の前半戦で苦しみながら挙げた勝利のうちのひとつが、大分トリニータを相手にした第15節の時のもの。また、アウェイでの大分戦ということでは、昨季2-0で勝利している。ポジティブなイメージを持ってこの試合に臨めるのはプラス材料だ。
前回対戦でゴールを決めたFW西村拓真は10日に行われた練習試合のいわてグルージャ盛岡戦で得点を挙げており、勢いをつけて試合に臨むことができる。また、その時に決勝点をマークしたMF加藤千尋のパワフルなシュートにも期待したい。加入後初めての古巣戦を迎えるDF福森直也も含め、モチベーションを高めてこの試合を迎える選手が多いこともプラス要素である。
さらに、前節の柏レイソル戦で出場停止だったDF吉野恭平が戻ってくることも頼もしい限りだ。
【マイナス材料】
柏戦でも勝てなかったことにより、第28節のガンバ大阪戦(3○2)を最後に勝利がないことが最大のマイナス要素だ。柏戦は早い時間帯に先制したものの、後半に同点に追いつかれた。勝ち点2を失った、とも言えるショッキングな試合から立ち直りたい。
また、その柏戦で負傷交代したFW富樫敬真とMF松下佳貴の状態が気がかりだ。富樫は先制点を決め、松下はそのゴールにつながる縦パスを出した選手で、今節に間に合わないとなれば大きな痛手となる。
そして、失点が続いていることもマイナス材料。第24節の横浜FC戦(0△0)を最後に無失点の試合がなく、柏戦もリードを守りきれずミスから失点した。苦手のセットプレーからの失点は止めたものの、逃げきれるだけの安定した守備を身につけたいところだ。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
シーズン終盤戦でようやく結果と内容が伴った試合ができるようになった。片野坂知宏監督がこれまで積み上げてきたGKを組み込んだビルドアップに加え、選手が状況によって判断し、最適な回答を導き出せるようになっている。守備も自陣でしっかりブロックを作り、最終局面での体を張ったディフェンスにより失点が少なくなった。
お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーが自身のSNSでベンチ前でアグレッシブに動き回る片野坂監督のモノマネ動画を投稿したことを受け、片野坂監督はワッキーの持ちネタの芝刈り機をモノマネして返した。賛否両論あっただろうが、ファン・サポーターからは概ね高評価だった模様。大事なホームゲームを前に、一体感を生み出すことができた。
【マイナス材料】
残り7試合で残留ラインの16位にいる徳島ヴォルティスとの勝ち点差は「5」。少しずつ詰めてはいるものの、厳しい状況に変わりはない。今節のベガルタ仙台、次節の徳島との残留争い直接対決2試合で負けは許されず、緊張感は高まるばかりだ。シーズン終盤戦で今季最大の山場を迎えている。
緊張感のあるピリピリとした雰囲気で練習ができていることはいいことだが、逆に張り詰めすぎは禁物。メンバー争いは熾烈なようだが、試合に出場するメンバーが固定されつつあるため、ベンチ外の選手の試合勘が気になるところだ。
文:totoONE編集部
■ベガルタ仙台 相性面は悪くないものの、失点が止まらない守備に不安あり
【プラス材料】
今季の前半戦で苦しみながら挙げた勝利のうちのひとつが、大分トリニータを相手にした第15節の時のもの。また、アウェイでの大分戦ということでは、昨季2-0で勝利している。ポジティブなイメージを持ってこの試合に臨めるのはプラス材料だ。
前回対戦でゴールを決めたFW西村拓真は10日に行われた練習試合のいわてグルージャ盛岡戦で得点を挙げており、勢いをつけて試合に臨むことができる。また、その時に決勝点をマークしたMF加藤千尋のパワフルなシュートにも期待したい。加入後初めての古巣戦を迎えるDF福森直也も含め、モチベーションを高めてこの試合を迎える選手が多いこともプラス要素である。
さらに、前節の柏レイソル戦で出場停止だったDF吉野恭平が戻ってくることも頼もしい限りだ。
【マイナス材料】
柏戦でも勝てなかったことにより、第28節のガンバ大阪戦(3○2)を最後に勝利がないことが最大のマイナス要素だ。柏戦は早い時間帯に先制したものの、後半に同点に追いつかれた。勝ち点2を失った、とも言えるショッキングな試合から立ち直りたい。
また、その柏戦で負傷交代したFW富樫敬真とMF松下佳貴の状態が気がかりだ。富樫は先制点を決め、松下はそのゴールにつながる縦パスを出した選手で、今節に間に合わないとなれば大きな痛手となる。
そして、失点が続いていることもマイナス材料。第24節の横浜FC戦(0△0)を最後に無失点の試合がなく、柏戦もリードを守りきれずミスから失点した。苦手のセットプレーからの失点は止めたものの、逃げきれるだけの安定した守備を身につけたいところだ。
文:totoONE編集部
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