「ロマンでしかない選手」MLBで“争奪戦”が予想される山本由伸 通算防御率『1.82』に米メディアは驚愕「信じられない数字」
NPBナンバー1投手である山本のピッチングはアメリカでも通用するだろう(C)Getty Images
今オフのMLBストーブリーグは日本人選手が主役になりそうだ。
米スポーツサイト『Yardbarker』は、「MLBフリーエージェント・ランキング トップ25」と題して記事を配信。エンゼルスの大谷翔平が1位、オリックスの山本由伸が6位、ツインズの前田健太が22位に選出された。
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今オフにフリーエージェント(FA)となる大谷について同メディアは「オオタニは肘の手術を受け、2024年にはDHとしての選択肢しかない可能性が高い。この怪我が彼のフリーエージェントにどのような影響を与えるかは分からないが、彼が記録的な契約を受け取ることになるのは間違いない」と、史上最高額での契約を結ぶと予想した。
さらに、「2度目のMVPを獲得しそうなオオタニは、本塁打、出塁率でア・リーグのトップとなり、怪我をする前はサイ・ヤング賞候補でもあった。世界で最も人気のある野球選手をロースターとして起用することで得られるマーケティングの機会も考えれば、5億ドル以下の契約は驚きである」とその人気ぶりにも触れ、5億ドル(約749億2000万円)以上の契約を示唆した。
一方、今オフにポスティングシステムを利用してMLBへ挑戦すると見られている山本については「ヤマモトのような驚愕の数字を持つ選手を日本から連れてくることはロマンでしかない。25歳の右腕は通算7シーズンで信じられない防御率を記録し、NPB史上最高の成績を残し続けている」と通算防御率『1.82』という成績に驚愕。「今シーズン、彼はBB/9(与四球率)が『1.5』という優れたコントロールを示しただけでなく、90 マイル後半の球速も見せている。今年のワールド・ベースボール・クラシックで見せた圧倒的なピッチングは、火に油を注ぐばかりだ」と日本のエースの凄みを紹介した。
また、今オフにFAとなる前田も22位に選出。同メディアは「トミー・ジョン手術から復帰したマエダは、様々な怪我のために100イニングを超えるのがやっとだった。マエダを悩ませた長打を打たれる課題は残ったが、防御率は4.00に近く、1イニングに1つ以上の三振を奪ったのはいつも通りだった。マエダは来年36歳のシーズンを迎えるが、チームが膨大なイニング数を投げさせない限り、まだまだやれるはずだ」と記載した。
日本人選手の動向に現地では大きな注目が集まりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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