原巨人 今オフの難問 「キャプテン問題」でささやかれる意外な「選手の名前」
(C)Getty Images
今季は5年ぶりのBクラスに沈み、V奪回を目指す巨人で「キャプテン問題」が水面下で注目を集めている。
今季までは8年連続で坂本勇人内野手(33)がキャプテンを務めてきたが、「シーズン終盤には自身のスキャンダル問題もあった。さすがに来季からは交代となるだろう」(球界関係者)といわれている。
【関連記事】原巨人の「火種」 大リストラ策敢行で選手に漂う「不信感」とは
最右翼とされるのが、今季二塁手として活躍した吉川尚輝内野手(27)だ。「忍者守備」ともいわれるたくみな守備の評価も高く、今季は132試合に出場、打率・277、7本塁打、31打点の成績を残した。生え抜きのドラ1選手としてさらなる飛躍を期待する声も多く、坂本の後を継ぐキャプテン候補として名前が挙がっている。
ほかにもチームのまとめ役として力を発揮、今季は「副キャプテン」にも任命された小林誠司捕手(33)もいる。一方で小林は最近は控え捕手としての出場が増えており、「やはりキャプテンは常に試合に出続けるレギュラーが望ましい」といわれており、吉川の就任が有力視されている。
また一部からは意外な選手の名前も挙がっている。
「中田です。今季は特にシーズン終盤に不振の岡本に代わって4番を務めるなど存在感を発揮しました。面倒見のいいタイプとあって、慕う選手も多い。適任ではないでしょうか」(同)
中田は日本ハム時代にも当時の栗山監督に指名され、キャプテンを務めたこともある。指名されたことで自覚も生まれ、プレーにも好循環が生まれたとあって、異例の外様選手のキャプテン就任も注目されている。
いずれにせよ今季4位と5年ぶりのBクラスに沈んだチームにおいては、V奪回が至上命題となる。原監督自ら、「勝利至上主義」を掲げる中、チームをまとめるキャプテンの役割はさらに重みを増す。
昨オフは坂本自らが、もう1年の延長を申し出てキャプテンを務めた経緯がある。V奪回の大事なピースとなるキャプテンは誰が務めるのか。今後も注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
Copyright © CoCoKARAnext All Rights Reserved.
「巨人」をもっと詳しく
「巨人」のニュース
-
【3日の予告先発】巨人・戸郷翔征—阪神・門別啓人、西武・武内夏暉—ソフトバンク・大津亮介ほか5月2日18時0分
-
【セパ公示】(2日)巨人がウレーニャ、オコエ瑠偉を抹消 中日が上林誠知、オリックスが田嶋大樹を抹消5月2日17時58分
-
【巨人】戸郷翔征が3日の阪神戦「長嶋茂雄DAY」で先発「白星をつけることが1番」5月2日17時34分
-
【巨人】打率.280のオコエ瑠偉抹消 ファンからは「ますます点が…」と心配の声も5月2日17時30分
-
「門別啓人」トレンド1位!阪神左腕、あす3日の巨人戦で今季初先発にネット「伝説の始まり」5月2日16時59分
-
ヤクルト・ヤフーレも名乗り! G党は顔も見たくない? 助っ人「巨人キラー」伝説5月2日16時10分
-
昨年の打率「.063」 巨人の22年ドラフト2位がついに覚醒!? 萩尾匡也はレギュラーをつかめるか5月2日16時0分
-
【巨人】3日の長嶋茂雄DAY、28日の王貞治DAYを記念し〝黄金グッズ〟を受注販売5月2日15時48分
-
【2日の公示】巨人・オコエ瑠偉、中日・上林誠知、ソフトバンク・大関友久らを抹消5月2日15時18分
-
【巨人】 ウレーニャとオコエ瑠偉が登録抹消2軍降格 ウレーニャは4打数無安打、オコエは18試合で2割8分5月2日15時2分
スポーツニュースランキング
-
1防御率「1.64」の驚愕! 山本由伸が直近6試合で“無双状態”に「自分のピッチングができるようになっている」と実感するポイントとは ココカラネクスト
-
2チャンカレが金沢と契約終了「信頼関係に疑問」新スタ名称は無関係と強調も… FOOTBALL TRIBE
-
3山本由伸 休養で欠場の大谷翔平をイジる 不在に「違和感」も「僕の試合はあまり打ってないので(笑い)」 スポーツニッポン
-
4おい!アイツやってんぞ! 一体、何が起こった…!? ドジャースのベンチ全員総出で猛烈クレームを入れる瞬間 ファン騒然「すげえ圧だなw」「怖すぎるだろ」 ABEMA TIMES
-
5イラク代表が「判定おかしい」と主審批判のワケ。細谷真大が… FOOTBALL TRIBE