F1コメンテーターのブランドル、アメリカGPを訪れたセレブ関係者の振る舞いを批判「マナーと敬意を学んでほしい」
元F1ドライバーで現在『Sky Sport F1』のコメンテーターを務めるマーティン・ブランドルは、第17戦アメリカGPでグリッドを訪れたセレブリティの側近たちからぞんざいに扱われた後、彼らに対し、F1で働く者に対してマナーと敬意を持ってほしいと呼びかけた。
アメリカGPの週末、多くの有名人たちがサーキット・オブ・ジ・アメリカズに登場、決勝前のグリッドを歩く姿も見られた。
俳優のベン・スティラー、ゴルファーのローリー・マキロイ、元NBAプレーヤー、シャキール・オニールなど、問いかけに対して笑顔で答えた人々もいる一方で、ブランドルがスムーズにインタビューを行うことができない場面もあった。
ブランドルは決勝前の生中継においてさまざまな人々にインタビューするなかで、スポンサーのための仕事で現地を訪れ、側近とともにグリッドを歩いていたラッパーのミーガン・ジー・スタリオンに声をかけた。彼女は歩きながらブランドルの問いかけに答え始めていたが、ボディガードがブランドルに対し、彼女から離れるようにとのジェスチャーを行った。
ミーガン・ジー・スタリオンはボディガードを制止、ブランドルは彼に対し「彼女は気にしていないと思うけど。オーケー、ボス」と言ってインタビューを続け、「あなたはフリースタイルラッパーですが、今日私たちのためにラップをしてくれるのでしょうか」と質問した。ミーガン・ジー・スタリオンは笑い、「今日はラップはしないんです。ごめんなさい」と答えた。
ブランドルが続けて「応援しているドライバーは誰ですか?」と聞いた時、他の側近が「だめだ」と言ってブランドルを軽く押しのけ、ミーガン・ジー・スタリオンはそのまま立ち去った。
「だめじゃないよ」とブランドルは言ったが、ミーガン・ジー・スタリオンを追うことは諦めた。「彼女は快く話してくれたと思います。彼女の親切に感謝します」とブランドルはコメントした。
ブランドルはまた、テニスプレーヤーのセリーナ・ウィリアムズのコメントを取ることに失敗している。ブランドルは、セリーナ・ウィリアムズとゴルファーのローリー・マキロイが話しているのを見つけて近づき、ふたりの話が終わるのを待った。
「5年前、(姉の)ビーナス(・ウィリアムズ)は私と話したがらなかった。今回ダブルフォールトとなるのか、エースを決められるのか、見てみましょう」とブランドル。
話し終わって歩き出したセリーナ・ウィリアムズに近づき、ブランドルが「セリーナ、今、お話ししてもいいですか?」と声をかけると、彼女は立ち止まることなく歩き去った。ブランドルは「ダブルフォールトでした」と言い、諦めるしかなかった。
ブランドルはグランプリの翌日、SNSを通して、次のようなコメントを発表した。
「私はかつてグリッド上でプレッシャーを感じたことがある。しかしそのプレッシャーをもたらしたのは、セナ、プロスト、シューマッハー、マンセル、ピケといった人々だった」
「初めてグリッドを訪れるボディガードに苛立ちを感じたりはしない。誰もがそれぞれやるべき仕事を持っているのだ。だが、彼らは我々のテリトリーにおいてマナーと敬意を学ぶこともできるはずだ」
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