【柏vs川崎プレビュー】25日の天皇杯では柏が1-0で勝利…川崎は勝てば首位浮上の可能性も
サッカーキング2017年10月27日(金)18時38分
川崎はリーグ直近3試合で計11得点と攻撃陣が爆発。ホームの柏はGK中村航輔を軸にどれだけ耐えられるかがカギとなる [写真]=J.LEAGUE
■柏レイソル 天皇杯では川崎に真っ向勝負を挑み勝利
【プラス材料】
2連戦となる川崎戦。その1戦目にあたる25日の天皇杯準々決勝は1-0で勝利を収めた。高い攻撃力を持つ川崎に対し、怯むことなく自分たちもビルドアップを仕掛けて真っ向勝負を挑み、そこで勝利という結果を手にできたことは、甲府、札幌、大宮との3試合で失いかけていた自信を取り戻すと共に、ボールを保持して主導権を握る柏本来の戦い方がよみがえってきた。
リーグ前節の大宮戦は出場停止だったクリスティアーノは問題なくスタメンに戻る。天皇杯では強烈なミドルシュートを決めてチームをベスト4に導いたエースの復帰は、間違いなくチームを勢いづかせるだろう。
また、前節を負傷で欠場した大谷秀和は、すでに練習には合流。川崎戦に向けて出場の準備を進めている。
【マイナス材料】
前節の大宮戦で、武富孝介が第4腰椎横突起骨折のけがで全治6週間、ユン・ソギョンが右外側ハムストリング肉離れで全治6〜8週間と今季中の復帰が難しい負傷を負った。共に主力として存在感を発揮していただけに、終盤にきての離脱は痛い。
そして今節の相手、川崎とは25日の天皇杯準々決勝でも対戦したばかり。川崎が主力メンバーを温存したのに対し、柏はベストメンバーで臨んだため、ほとんどの選手が中3日の戦いを強いられる。したがって、川崎とのコンディションの差は間違いなくあるだろう。天皇杯では辛くも川崎を退けたが、プレーのクオリティーや決定力をさらに上げなければ、今回の対戦は天皇杯の一戦以上に厳しい戦いとなる。
文:鈴木潤
■川崎フロンターレ 天皇杯の柏戦では小林悠、中村憲剛といった主力を温存
【プラス材料】
リーグ前節は広島に3-0で大勝。試合後の中村憲剛が口にしていたのは、この時期における結果の重要性だった。「両手をあげて喜べる試合ではなかったけど、そういうなかでもしっかりと勝ち切って次に進める。今まで結果と内容が両立する試合もあったが、そうじゃないときにもしっかりと点を取って勝って帰るのは大事」
首位の鹿島の敗戦により、勝ち点差が2に縮まった。この柏戦で勝ち点3を取れば、鹿島の結果次第で首位浮上も狙える。
25日に開催された天皇杯の柏戦では、小林悠、中村、谷口彰悟といった主力を温存し、前線のメンバーを入れ替えて臨んだ。前節の広島戦で今季リーグ初得点を挙げた三好康児や長谷川竜也といった若手のアタッカー陣や、右サイドバックのエウシーニョは休養十分。天皇杯にベストメンバーで臨んだ柏に対して、体力面でのアドバンテージは生かしたいところ。
【マイナス材料】
今節は3日前に天皇杯で負けた柏との再戦となる。反省点としては、攻守でのミスが多発したことに尽きる。柏の巧みなビルドアップに前線の守備がハマらず、さらにマイボールになってからの攻撃にもミスが起こってスタイルは機能しなかった。
悩ましいのがボランチの組み合わせだろう。エドゥアルド・ネットは今節も出場停止。前節では谷口と森谷賢太郎の組み合わせだったが、もし出れば、天皇杯の柏戦でもフル出場している森谷は3連戦となり負担が大きい。出場停止から戻ってくる家長昭博の存在を考えれば、家長をトップ下に起用し、中村と谷口というダブルボランチという組み合わせも考えられる。
文:いしかわごう
【プラス材料】
2連戦となる川崎戦。その1戦目にあたる25日の天皇杯準々決勝は1-0で勝利を収めた。高い攻撃力を持つ川崎に対し、怯むことなく自分たちもビルドアップを仕掛けて真っ向勝負を挑み、そこで勝利という結果を手にできたことは、甲府、札幌、大宮との3試合で失いかけていた自信を取り戻すと共に、ボールを保持して主導権を握る柏本来の戦い方がよみがえってきた。
リーグ前節の大宮戦は出場停止だったクリスティアーノは問題なくスタメンに戻る。天皇杯では強烈なミドルシュートを決めてチームをベスト4に導いたエースの復帰は、間違いなくチームを勢いづかせるだろう。
また、前節を負傷で欠場した大谷秀和は、すでに練習には合流。川崎戦に向けて出場の準備を進めている。
【マイナス材料】
前節の大宮戦で、武富孝介が第4腰椎横突起骨折のけがで全治6週間、ユン・ソギョンが右外側ハムストリング肉離れで全治6〜8週間と今季中の復帰が難しい負傷を負った。共に主力として存在感を発揮していただけに、終盤にきての離脱は痛い。
そして今節の相手、川崎とは25日の天皇杯準々決勝でも対戦したばかり。川崎が主力メンバーを温存したのに対し、柏はベストメンバーで臨んだため、ほとんどの選手が中3日の戦いを強いられる。したがって、川崎とのコンディションの差は間違いなくあるだろう。天皇杯では辛くも川崎を退けたが、プレーのクオリティーや決定力をさらに上げなければ、今回の対戦は天皇杯の一戦以上に厳しい戦いとなる。
文:鈴木潤
■川崎フロンターレ 天皇杯の柏戦では小林悠、中村憲剛といった主力を温存
【プラス材料】
リーグ前節は広島に3-0で大勝。試合後の中村憲剛が口にしていたのは、この時期における結果の重要性だった。「両手をあげて喜べる試合ではなかったけど、そういうなかでもしっかりと勝ち切って次に進める。今まで結果と内容が両立する試合もあったが、そうじゃないときにもしっかりと点を取って勝って帰るのは大事」
首位の鹿島の敗戦により、勝ち点差が2に縮まった。この柏戦で勝ち点3を取れば、鹿島の結果次第で首位浮上も狙える。
25日に開催された天皇杯の柏戦では、小林悠、中村、谷口彰悟といった主力を温存し、前線のメンバーを入れ替えて臨んだ。前節の広島戦で今季リーグ初得点を挙げた三好康児や長谷川竜也といった若手のアタッカー陣や、右サイドバックのエウシーニョは休養十分。天皇杯にベストメンバーで臨んだ柏に対して、体力面でのアドバンテージは生かしたいところ。
【マイナス材料】
今節は3日前に天皇杯で負けた柏との再戦となる。反省点としては、攻守でのミスが多発したことに尽きる。柏の巧みなビルドアップに前線の守備がハマらず、さらにマイボールになってからの攻撃にもミスが起こってスタイルは機能しなかった。
悩ましいのがボランチの組み合わせだろう。エドゥアルド・ネットは今節も出場停止。前節では谷口と森谷賢太郎の組み合わせだったが、もし出れば、天皇杯の柏戦でもフル出場している森谷は3連戦となり負担が大きい。出場停止から戻ってくる家長昭博の存在を考えれば、家長をトップ下に起用し、中村と谷口というダブルボランチという組み合わせも考えられる。
文:いしかわごう
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