強豪同士の対決はどうだったのか? マンU対トッテナム戦、5つの注目ポイントとは
サッカーキング2017年10月30日(月)14時16分
マンU対トッテナムの見所はどこだったのか [写真]=Man Utd via Getty Images
28日に行われたプレミアリーグ第10節では、勝ち点20で並んでいた2位マンチェスター・Uと3位トッテナムが対戦。注目の上位対決は、フランス代表FWアントニー・マルシャルの決勝点によって、ホームのマンチェスター・Uが1-0で勝利した。このビッグマッチについて、イギリス紙『デイリー・ミラー』が5つのトーキングポイントとともに振り返っている。
▼最後に笑うのはジョゼ
ジョゼ・モウリーニョ監督が、残り20分のところでイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに代えてアントニー・マルシャルを投入すると、マンチェスター・Uのファンからはブーイングが起きた。だが81分、一進一退の展開に終止符を打ち、決勝点を決めたのはマルシャルだった。時には監督を信頼すべきということだ。1つの交代やちょっとしたテコ入れが勝利の一手になったりするのだ。いずれにせよ、マルシャルがベンチにいるなんて何て贅沢なことだろう。
▼マンチェスター・Uに必要だった燃料噴射
マンチェスター・Uは、まるで機関車のようにエネルギー全開で開幕ダッシュに成功し、優勝候補に名乗り出た。しかし、ここ数週間は攻撃の推進力を欠き、マルシャルの決勝ゴールが生まれなければ、プレミアリーグで3試合未勝利になるところだった。優勝争いにおいては、こういう軽い失速が命取りになりかねないが、マンチェスター・Uは再び勢いを得て優勝争いの線路の上に戻ってきた。
▼土曜日のランチタイムは退屈
ハーフタイムにマンチェスター・UのクラブTVは「激しいエキサイティングな試合」と伝えていたが、彼らはどの試合の話をしていたのだろうか? 少なくともマンチェスター・U対トッテナムではなかったはずだ。もしかすると「土曜日の現地12時半」というキックオフ時間がいけないのかもしれない。この時間帯のスタジアムの雰囲気は、日曜日のビッグゲームはおろか、ミッドウィークや土曜日15時キックオフにも及ばない。先日のリヴァプール対マンチェスター・Uよりはマシだったが、私たちが望んでいた名勝負には程遠かった。今後、土曜日のランチタイムは廃止にしたほうがいいかもしれない…。
▼プレミア最高のセンターバックはトビー・アルデルヴァイレルト
3バックだろうが4枚のDFラインだろうが、トッテナムのベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトはプレミアリーグ最高のセンターバックだ。つねに一手先を読み、ヘディングや体を張った守備でマンチェスター・Uの攻撃を跳ね返した。彼はこの試合のベストプレーヤーだったし、世界中のどのチームに行っても試合に出られるはずだ。
▼ケイン不在は致命傷ではないが、チームを劣化させる
トッテナムは、“(イングランド代表FW)ハリー・ケインのチーム”だけではないことを証明したが、やはりケインの不在は響いた。同国代表MFデレ・アリが最前線の韓国代表FWソン・フンミンをサポートし、マンチェスター・Uを脅かす攻撃を披露したが、チームを牽引するケインの存在感と彼の得点力の穴は埋めきれなかった。今シーズンもゴールを量産しているケインだが、彼はゴールを奪うだけの選手ではない。チームの全体的なパフォーマンスを新たなレベルへと昇華させる存在なのだ。
(記事/Footmedia)
▼最後に笑うのはジョゼ
ジョゼ・モウリーニョ監督が、残り20分のところでイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードに代えてアントニー・マルシャルを投入すると、マンチェスター・Uのファンからはブーイングが起きた。だが81分、一進一退の展開に終止符を打ち、決勝点を決めたのはマルシャルだった。時には監督を信頼すべきということだ。1つの交代やちょっとしたテコ入れが勝利の一手になったりするのだ。いずれにせよ、マルシャルがベンチにいるなんて何て贅沢なことだろう。
▼マンチェスター・Uに必要だった燃料噴射
マンチェスター・Uは、まるで機関車のようにエネルギー全開で開幕ダッシュに成功し、優勝候補に名乗り出た。しかし、ここ数週間は攻撃の推進力を欠き、マルシャルの決勝ゴールが生まれなければ、プレミアリーグで3試合未勝利になるところだった。優勝争いにおいては、こういう軽い失速が命取りになりかねないが、マンチェスター・Uは再び勢いを得て優勝争いの線路の上に戻ってきた。
▼土曜日のランチタイムは退屈
ハーフタイムにマンチェスター・UのクラブTVは「激しいエキサイティングな試合」と伝えていたが、彼らはどの試合の話をしていたのだろうか? 少なくともマンチェスター・U対トッテナムではなかったはずだ。もしかすると「土曜日の現地12時半」というキックオフ時間がいけないのかもしれない。この時間帯のスタジアムの雰囲気は、日曜日のビッグゲームはおろか、ミッドウィークや土曜日15時キックオフにも及ばない。先日のリヴァプール対マンチェスター・Uよりはマシだったが、私たちが望んでいた名勝負には程遠かった。今後、土曜日のランチタイムは廃止にしたほうがいいかもしれない…。
▼プレミア最高のセンターバックはトビー・アルデルヴァイレルト
3バックだろうが4枚のDFラインだろうが、トッテナムのベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトはプレミアリーグ最高のセンターバックだ。つねに一手先を読み、ヘディングや体を張った守備でマンチェスター・Uの攻撃を跳ね返した。彼はこの試合のベストプレーヤーだったし、世界中のどのチームに行っても試合に出られるはずだ。
▼ケイン不在は致命傷ではないが、チームを劣化させる
トッテナムは、“(イングランド代表FW)ハリー・ケインのチーム”だけではないことを証明したが、やはりケインの不在は響いた。同国代表MFデレ・アリが最前線の韓国代表FWソン・フンミンをサポートし、マンチェスター・Uを脅かす攻撃を披露したが、チームを牽引するケインの存在感と彼の得点力の穴は埋めきれなかった。今シーズンもゴールを量産しているケインだが、彼はゴールを奪うだけの選手ではない。チームの全体的なパフォーマンスを新たなレベルへと昇華させる存在なのだ。
(記事/Footmedia)
(C) SOCCERKING All rights reserved.
「トッテナム」をもっと詳しく
「トッテナム」のニュース
-
トッテナムDFエメルソンにバイエルンが関心か…移籍金は約49億円程度に?5月21日13時42分
-
バイエルン、トッテナムDFに興味?ミランとの争奪戦でリードか5月20日17時35分
-
トッテナムが4度目の韓国遠征を発表! 神戸と対戦した後の8月3日にバイエルンと激突5月20日15時53分
-
マンCがプレミア史上初の4連覇! トッテナムがEL出場権獲得、降格3クラブは全て昇格組/2023−24プレミアリーグ最終節5月20日2時33分
-
右SBの補強に乗り出すミラン、トッテナムDFをロックオン?移籍金は約33.7億円5月15日21時30分
-
宿敵の優勝遠ざかる結果にファンは喜びも…ポステコグルー監督は苦言「興味がない」5月15日16時2分
-
久保建英に正式オファーと英報道も…トッテナムの提示額は「ソシエダの期待に届かない」 リバプール、アーセナルも動くか5月15日16時0分
-
最終節を前に首位浮上! ハーランドが心境を吐露「緊張していた」5月15日11時56分
-
マンCがプレミア王者に王手!アーセナルと勝ち点「2」差で最終節へ トッテナムはCL出場権獲得ならず5月15日5時58分
-
マンCのグアルディオラ監督、“必勝”トッテナム戦を前に「勝たなければ優勝できないことは…」5月14日15時23分
スポーツニュースランキング
-
1ドジャース指揮官 大谷翔平は左ハムストリング打撲で全力疾走回避「少し痛めている。張りではなく打撲」 スポーツニッポン
-
2球宴3度出場の元MLB戦士が大谷翔平に“疑念” 水原容疑者の違法賭博騒動にまさかの意見「突然、物語が変わった」 ココカラネクスト
-
3批判殺到!どこ投げてんだよ…! 大谷翔平、まさかの盗塁で“異変”が起きた…!? 相手捕手のリアクションがヤバすぎる 「古田さんも思わず苦笑」「さすがに無謀w」 ABEMA TIMES
-
4大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
5DeNA バウアー獲得「断念」 メキシカンLと今季終了まで契約延長 萩原本部長「現実的には難しい」 スポーツニッポン