苦戦が続いたアストンマーティンに朗報。出力アップのBoP調整を受けGTEアマ最後のレースへ
LMGTE規定モデルによる“最後のレース”となるWEC世界耐久選手権第7戦バーレーンの開催を前に、FIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブが、GTEアマクラスの最新BoP(バランス・オブ・パフォーマンス/性能調整)テーブルを発表した。
キャデラックとポルシェのLMDhカーに調整が入ったハイパーカークラスのBoPと同様に、10月26日付で公開となったGTEカテゴリーの調整では、アストンマーティン・バンテージAMRとシボレー・コルベットC8.Rがその対象に。前者にとっては待望のアップデートとなっている。
というのも、アストンマーティンは第5戦モンツァで戦闘力を削がれ、これに対してGTEアマクラスで走る3台のうち2台のバンテージAMRのレース運営を担当するTFスポーツのボス、トム・フェリエはBoPへの不満を漏らしていた。また彼は、第5戦富士に向けての調整も要求していた。
しかし日本ラウンドでのBoP変更はなく第6戦富士でも2022年のチャンピオンチームや日本のDステーション・レーシング、さらにハート・オブ・レーシングチームにとって厳しい状況が続いた。
今回、バーレーン8時間レースに向けた調整では、アストンマーティンは燃料容量の追加とターボブースト圧の増加が認められている。タンク容量の増加量は2リットル、ブーストの上げ幅は0.04barだ。
一方、もう一台の対象車種であるコルベットは、エンジンのエアリストリクターがφ41.3mmからφ40.7mmに縮小され、燃料容量も2リットル減少する。
ポルシェ911 RSR-19とフェラーリ488 GTEエボの各種パラメーターに変更はない。
来季2024年のLMGT3クラス導入決定にともない、バーレーンでのレースが“ラストレース”となるLMGTEアマは、コルベット・レーシングのベン・キーティング/ニコ・バローネ/ニッキー・キャツバーグ組が第5戦モンツァで2レースを残してタイトルを決めたため、今週末の“シーズン・ファイナル”でドライバー選手権が争われない唯一のクラスとなる。
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