メジャー挑戦表明の吉田正尚に米メディアも注目!打撃スキル絶賛も守備が課題と指摘「左翼の守りは疑問」
(C)Getty Images
日本一をもたらした強打者がメジャー挑戦か。
オリックスの主砲、吉田正尚のMLB移籍報道が国内外のメディアを賑わせている。すでに吉田自身がポスティングでの移籍の意向であると伝えられており、今オフの動向が一気に注目を集めるのは必至だ。
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また、米国内では早くも移籍先候補や獲得に乗り出すであろう球団名が伝えられている。野球サイト『Call to the Pen』では、吉田の打者としての特徴を紹介している他、フィリーズ入りが有力だと報じており、その理由にも詳しく触れている。
同メディアは「日本で最も優れた打者の一人とされるヨシダは、コンタクトとストライクゾーンの見極めに優れた能力を持ち、過去4シーズンで三振より四球が多かった。彼がメジャーリーグの資産になるのに十分な能力を持っていることに疑いの余地はない」と三振が極めて少ない点など打撃スキルを評している。
さらに「ヨシダは、フィリーズのスター選手、ブライス・ハーパーに憧れており、一緒にプレーするチャンスを狙っている。もともとバッファローズで背番号34をつけていたのも、ハーパーに憧れてのことだった。飼っている犬の名前もフィリーズの外野手の名前にちなんでいる」として、米スタープレーヤーに対する想いの強さを指摘。
また他にも「ポスティングされれば、フィリーズも興味を示す可能性が高いだろう。ヨシダは小柄な体格に似合わず、堂々とした打撃とパワーを持つ出塁マシンのようなスキルセットを持っている」と期待を綴った。
ただ、守備能力にも言及しており「守備はレフトに限定される上、そこでの守りも疑問だ。スローや肩も貧弱で、外野では非常に腰が引けている。アメリカでのコーチングで大きく変わることがない限り、彼は指名打者として、外野のスポット的な役割を担うのが最も適している」と述べている。
それでも記事では、高い打撃能力は魅力だと強調しており「守備に難はあるものの打順の上で使えるピースかもしれない。彼は他の多くのチームの関心を引くはずだ」と今オフへの見込みを示した。
日本が誇る小柄なスラッガーは、ストーブリーグの主役の一人として日米を股にかけ、大きな話題を巻き起こそうとしている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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