BMW、Mモデル最強748PSの『XMレーベル』を追加。迫力アクセントの限定車“Red”も導入
武骨なSUVとは明確な一線を画す個性的なスタイリングに、快適性とサーキットでの走行を可能とするパフォーマンスを両立したBMW M専用モデル『XM』に、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)システムトータルの出力を最高550kW(748PS)、最大トルク1000Nmにまで高めたMハイ・パフォーマンス・モデル史上最強に位置付けられる『BMW XM Label(エックスエム・レーベル)』が導入された。さらに専用の内外装色に鮮烈な印象のレッドアクセントを施した全世界限定500台の限定車“Red”も設定され、10月27日より販売が開始されている。
盛況のうちに閉幕したジャパンモビリティショー2023の会場内でも展示された“レーベル”は、従来の『XM』に対しキドニー・グリルやウインドウまわりのアクセント・バンドをハイグロス・ブラックとし、バッジには専用の赤い縁取りを採用。同じくボディカラーにも専用のMブルックリン・グレー・メタリックを設定する。
同じくそのインテリアも専用ブラックとフィオナ・レッドに、バイ・カラーにレッド・コントラスト・ステッチをあしらったBMW Individualエクステンド・レザー・メリノ・シートを採用し、トリムもレーベル用のMカーボン・ファイバー・トリムとした。
そして最大のハイライトであるパワートレインには、内燃機関部分に高効率な4.4リットルV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンを、最高出力585PS(430kW)/6000rpm、最大トルク750Nm/1800-5400rpmにまで高めた上で、第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用した197PS(145kW)を発揮する電気モーターを組み合わせたPHEVとすることで、システムトータルの最高出力を748PS(550kW)、最大トルクを実に1000Nmまで高め、電気自動車を除いてBMW M史上最強のパワーユニットを搭載する。
そのパワーを路面に叩きつけるシャシー面でも、さまざまな最先端テクノロジーを採用。電子制御ダンパーとアクティブ・ロール・スタビライザーを備えたアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルでは、長距離走行において優れた快適性を実現するComfort(コンフォート)モードと、スポーツ走行に適合するボディ剛性を高めるSport(スポーツ)、さらにダイナミックな走行を可能にするSport Plus(スポーツ・プラス)モードと、3種類のモードをMセットアップ・メニューから選択可能とした。
■500台限定車“Red”の価格は2600万円
さらにアクティブ・ロール・コンフォートを備えた直進走行時の快適性向上に寄与するアクティブ・ロール・スタビライザーや、回頭性と俊敏なレーンチェンジを可能とするMモデル初のインテグラル・アクティブ・ステアリング、そしてMスポーツブレーキや優れたトラクション性能を実現するMモデル専用4輪駆動システムM xDrive(エム・エックスドライブ)などの採用により、あらゆる路面状況で優れたダイナミクス性能を発揮する。
その『BMW XMレーベル』発売と同時に、専用の内外装色に鮮烈な印象のレッド・アクセントを施した全世界限定500台の限定車“Red”も設定され、キドニー・グリルやウインドウまわりのアクセント・バンドが限定車専用のトロント・レッドとなり、併せて専用22インチホイールのインサートカラーとMスポーツ・ブレーキ・キャリパーもレッドに塗装され、より鮮烈な印象となっている。
ボディカラーにも、この“Red”専用のBMW Individualフローズン・カーボン・ブラック・メタリックが設定され、トリムには限定台数を示す「1/500」のレタリングが施されるなど、細部にまで特別感が演出される。
そのほか、BMWが国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能や、最新の安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」、通信機能のBMWコネクテッド・ドライブなども網羅され、全車右ハンドル仕様で価格は2420万円(税込)に。
限定車“Red”は、BMW公式ウェブサイト内の専用ページにおいて11月8日(水)23時59分まで注文受付が行われ、日本国内には15台限定での導入に。その価格は2600万円(税込)となり、限定台数より注文数が上回った場合には、厳正な抽選により当選者が決定される。
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