神戸J1優勝目前も「盛り上がらない」G大阪OB加地亮嘆く「関西は阪神」
ヴィッセル神戸は今月12日に行われた明治安田生命J1リーグ第32節で、浦和レッズに2-1と勝利。FW大迫勇也に決勝ゴールにより、J1初優勝へ近づいている。しかし、ガンバ大阪OBの加地亮氏は「関西におけるヴィッセル神戸への関心度の低さ」を指摘。プロ野球・阪神タイガースの日本シリーズ優勝による盛り上がり具合と比較している。
加地氏は先月、元日本代表選手の福西崇史、中田浩二氏、坪井慶介氏との対談番組に出演。「今の世の中はサッカーにどれくらい興味があるのか!?」というテーマのもと、Jリーグがさらに成長するために必要なことについて議論を交わしている。
議論の中で、福西氏は「地域密着はすごく良いこと。30年かけてJリーグが広がったし、それによって子供たちが目指すものがあった。でも今は(子供たちの)目指すものが世界になってきている」と30年間での変化を指摘。
加地氏が「地域地域って、どこもやること一緒」と突っ込むと、福西氏も「地域地域ってなって、伸び代がなくなった。静岡でもジュビロ磐田や清水エスパルスにくわえて、藤枝MYFCやアスルクラロ沼津も出てきた。パイを取り合っている」と、地域密着に拘るが故の弊害に言及した。
地域密着がひとつのキーワードとして取り上げられたこともあり、話題はヴィッセルに対する注目度に。加地氏は福西氏から「神戸J1優勝の可能性で関西は盛り上がっている?」と質問されると、以下のように言葉を返した。
「盛り上がっていない。申し訳ないけど、関西はサッカーじゃない。やっぱり阪神。サッカーの底辺より野球の底辺の方が広い。これはもうちょっとどうしようもない」
これに福西氏が「ある意味文化だよね」と理解を示すと、加地氏は「関西のテレビ見たら、スポーツ選手は全員阪神のOB。サッカー選手は出てこない」と、関西ローカルメディアの実情を語っている。
神戸はFW大迫勇也やFW武藤嘉紀、MF山口蛍と日本代表歴のある選手がこぞって活躍。出場機会の少ないMFアンドレス・イニエスタやMFセルジ・サンペールらが今年夏に退団したとはいえ、シーズン後半戦も好調を維持している。
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