チーム最年長の源田壮亮「たまらん」守備の後は、バットでも貢献のソロ本塁打

読売新聞2024年11月16日(土)23時35分

4回1死、源田がソロを放つ(16日)=大原一郎撮影

 野球の国際大会「ラグザス プレミア12」は16日、日本代表「侍ジャパン」が、1次ラウンド第3戦(台湾・台北ドーム)で地元の台湾を3-1で破って3連勝。7番・ショートで先発した源田(西武)が四回に、日本のリードを広げる右越えソロ本塁打を放った。

 チーム最年長の31歳。プレミア12、五輪、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)と「侍ジャパン」のショートを守って優勝を経験してきた名手がバットで貢献した。

 前日の試合で死球を受けた栗原(ソフトバンク)が先発メンバーから外れ、紅林(オリックス)がショートから三塁に回り、源田がショートで今大会初スタメンで出場した。2-0とリードで迎えた四回の第2打席、一死走者なしで台湾の先発左腕、陳柏清のインコースの球を振り抜くと、打球は右翼フェンスを越える日本の3点目となった。

 その直前、三回の守備では三遊間深く飛んだ難しいゴロを難なくさばいて、打者走者を一塁に刺した。その好守備を称賛するためにSNSなどで「源田たまらん」という表現が使われて話題となった。本塁打はプロ8年間で17本。今季も3本だけで、どちらかと言えば「守備の職人」のイメージが強いが、この日は「たまらん」プレーの後に快打も披露した。

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