“守”の松本と“攻”の大分が来季J1へ! J2のトップデータを一挙紹介!
サッカーキング2018年11月18日(日)17時59分
今季のJ2は松本の優勝で幕を閉じた [写真]=J.LEAGUE
松本山雅FCの初優勝で幕を閉じた2018年の明治安田生命J2リーグ。来週から始まるJ1参入プレーオフを残しているものの、全22チームがレギュラーシーズンの42試合を終えた。今季のJ2でリーグトップの成績を記録したチームと選手を紹介する。
最多勝利チーム:大分トリニータ(23勝)
片野坂体制3年目、今季を2位で終えJ1自動昇格を決めた大分がリーグ最多23勝を記録した。今季は序盤戦の第5節水戸戦から第8節京都戦にかけて4連勝。好スタートを切り、上位争いに名乗りを挙げる。そして終盤戦に差し掛かった第32節熊本戦から第36節京都戦にかけては今季最多の5連勝を記録した。持ち前の攻撃力を武器にシーズンを通して安定した戦いを披露し、6年ぶりのJ1昇格を達成した。今季は23勝7分け12敗。他の上位勢と比べて黒星が二桁とやや多いが、引き分け「7」は千葉、熊本、熊本と並んでリーグ最少の数字でもある。
最多得点チーム:大分トリニータ(76得点)
リーグ最多23勝でJ1昇格を達成した大分の武器は攻撃力だ。計42試合で76得点を記録。2位の千葉には4点差をつけてトップとなった。また平均では「1.8」となっている。開幕戦の栃木戦でいきなり4得点を奪い快勝すると、以降も8試合で4得点を記録した。第33節の讃岐戦では今季最多5得点を挙げ大勝している。チームトップスコアラーは12得点を決めた馬場賢治と藤本憲明の2人。さらに三平和司と後藤優介も10得点と実に4選手が二桁得点をマークしている。また三平がゴールを決めた試合は8戦全勝という“勝利のジンクス”も生まれた。
最少失点チーム:松本山雅FC(34失点)
攻撃の大分に対し、守備でリーグトップの成績を残したのは首位松本だ。1試合平均の失点数は「0.8」。そして全試合の半分以上にあたる22試合でクリーンシートを達成している。勝負がかかるラスト5節で喫した失点はわずかに「1」と堅守を誇った。GKには今季新加入の守田達弥が定着し、最終ラインでは浦田延尚、飯田真輝、橋内優也の3バックが奮闘。ケガ人が出た際でも村山智彦や今井智基らがきっちりと自らの役割を遂行した。前田大然やセルジーニョら前線の選手たちも積極的に前からプレスをかけ続け、全員守備の姿勢を体現した。
最多得点選手:大前元紀(大宮アルディージャ/24得点)
開幕スタメンからは外れたが、第6節の福岡戦から最終節の岡山戦まで先発出場を続け、“大宮のエース”としてチームをけん引した。6月に行われた5試合では4得点を記録し、『明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP』を受賞。第28節の愛媛戦ではハットトリックも達成している。2015年のジェイ(磐田)以降、鄭大世(清水)、イバ(横浜FC)と得点王は外国籍選手が続いていたため、実に4年ぶりの日本人得点王となった。なお、2位は22得点でオナイウ阿道(山口)、3位は19得点で船山貴之(千葉)となっている。
最多アシスト選手:平戸太貴(FC町田ゼルビア/17アシスト)
鹿島の育成組織で育ち、2016年にトップチームに昇格するも出場機会に恵まれず。昨季から期限付き移籍で町田に加わると、プロ3年目の今季は攻撃の主軸として活躍を見せた。今季は昨季を大幅に上回る40試合に出場し、8得点17アシストを記録。特に8月はチーム総得点のうち半分以上のゴールを叩き出し、同月の『明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP』に輝いた。なお、2位は14アシストのレアンドロ・ドミンゲス(横浜FC)。小塚和季(甲府)と田中達也(熊本)が11アシストで3位タイとなっている。
明治安田生命J2リーグ順位表
1位 松本山雅FC(勝ち点77/得失点差+20)
2位 大分トリニータ(勝ち点76/得失点差+25)
======J1自動昇格枠======
3位 横浜FC(勝ち点76/得失点差+19)
4位 FC町田ゼルビア(勝ち点76/得失点差+18)
5位 大宮アルディージャ(勝ち点71/得失点差+17)
6位 東京ヴェルディ(勝ち点71/得失点差+15)
======J1参入プレーオフ出場圏======
7位 アビスパ福岡(勝ち点70/得失点差+16)
8位 レノファ山口FC(勝ち点61/得失点差-1)
9位 ヴァンフォーレ甲府(勝ち点59/得失点差+10)
10位 水戸ホーリーホック(勝ち点57/得失点差+2)
11位 徳島ヴォルティス(勝ち点56/得失点差+6)
12位 モンテディオ山形(勝ち点56/得失点差-2)
13位 ツエーゲン金沢(勝ち点55/得失点差+4)
14位 ジェフユナイテッド千葉(勝ち点55/得失点差0)
15位 ファジアーノ岡山(勝ち点53/得失点差-4)
16位 アルビレックス新潟(勝ち点53/得失点差-8)
17位 栃木SC(勝ち点50/得失点差-10)
18位 愛媛FC(勝ち点48/得失点差-18)
19位 京都サンガF.C.(勝ち点43/得失点差-18)
20位 FC岐阜(勝ち点42/得失点差-18)
======J3自動降格枠======
21位 ロアッソ熊本(勝ち点31/得失点差-29)
22位 カマタマーレ讃岐(勝ち点31/得失点差-44)
最多勝利チーム:大分トリニータ(23勝)
片野坂体制3年目、今季を2位で終えJ1自動昇格を決めた大分がリーグ最多23勝を記録した。今季は序盤戦の第5節水戸戦から第8節京都戦にかけて4連勝。好スタートを切り、上位争いに名乗りを挙げる。そして終盤戦に差し掛かった第32節熊本戦から第36節京都戦にかけては今季最多の5連勝を記録した。持ち前の攻撃力を武器にシーズンを通して安定した戦いを披露し、6年ぶりのJ1昇格を達成した。今季は23勝7分け12敗。他の上位勢と比べて黒星が二桁とやや多いが、引き分け「7」は千葉、熊本、熊本と並んでリーグ最少の数字でもある。
最多得点チーム:大分トリニータ(76得点)
リーグ最多23勝でJ1昇格を達成した大分の武器は攻撃力だ。計42試合で76得点を記録。2位の千葉には4点差をつけてトップとなった。また平均では「1.8」となっている。開幕戦の栃木戦でいきなり4得点を奪い快勝すると、以降も8試合で4得点を記録した。第33節の讃岐戦では今季最多5得点を挙げ大勝している。チームトップスコアラーは12得点を決めた馬場賢治と藤本憲明の2人。さらに三平和司と後藤優介も10得点と実に4選手が二桁得点をマークしている。また三平がゴールを決めた試合は8戦全勝という“勝利のジンクス”も生まれた。
最少失点チーム:松本山雅FC(34失点)
攻撃の大分に対し、守備でリーグトップの成績を残したのは首位松本だ。1試合平均の失点数は「0.8」。そして全試合の半分以上にあたる22試合でクリーンシートを達成している。勝負がかかるラスト5節で喫した失点はわずかに「1」と堅守を誇った。GKには今季新加入の守田達弥が定着し、最終ラインでは浦田延尚、飯田真輝、橋内優也の3バックが奮闘。ケガ人が出た際でも村山智彦や今井智基らがきっちりと自らの役割を遂行した。前田大然やセルジーニョら前線の選手たちも積極的に前からプレスをかけ続け、全員守備の姿勢を体現した。
最多得点選手:大前元紀(大宮アルディージャ/24得点)
開幕スタメンからは外れたが、第6節の福岡戦から最終節の岡山戦まで先発出場を続け、“大宮のエース”としてチームをけん引した。6月に行われた5試合では4得点を記録し、『明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP』を受賞。第28節の愛媛戦ではハットトリックも達成している。2015年のジェイ(磐田)以降、鄭大世(清水)、イバ(横浜FC)と得点王は外国籍選手が続いていたため、実に4年ぶりの日本人得点王となった。なお、2位は22得点でオナイウ阿道(山口)、3位は19得点で船山貴之(千葉)となっている。
最多アシスト選手:平戸太貴(FC町田ゼルビア/17アシスト)
鹿島の育成組織で育ち、2016年にトップチームに昇格するも出場機会に恵まれず。昨季から期限付き移籍で町田に加わると、プロ3年目の今季は攻撃の主軸として活躍を見せた。今季は昨季を大幅に上回る40試合に出場し、8得点17アシストを記録。特に8月はチーム総得点のうち半分以上のゴールを叩き出し、同月の『明治安田生命JリーグMastercard priceless japan 月間MVP』に輝いた。なお、2位は14アシストのレアンドロ・ドミンゲス(横浜FC)。小塚和季(甲府)と田中達也(熊本)が11アシストで3位タイとなっている。
明治安田生命J2リーグ順位表
1位 松本山雅FC(勝ち点77/得失点差+20)
2位 大分トリニータ(勝ち点76/得失点差+25)
======J1自動昇格枠======
3位 横浜FC(勝ち点76/得失点差+19)
4位 FC町田ゼルビア(勝ち点76/得失点差+18)
5位 大宮アルディージャ(勝ち点71/得失点差+17)
6位 東京ヴェルディ(勝ち点71/得失点差+15)
======J1参入プレーオフ出場圏======
7位 アビスパ福岡(勝ち点70/得失点差+16)
8位 レノファ山口FC(勝ち点61/得失点差-1)
9位 ヴァンフォーレ甲府(勝ち点59/得失点差+10)
10位 水戸ホーリーホック(勝ち点57/得失点差+2)
11位 徳島ヴォルティス(勝ち点56/得失点差+6)
12位 モンテディオ山形(勝ち点56/得失点差-2)
13位 ツエーゲン金沢(勝ち点55/得失点差+4)
14位 ジェフユナイテッド千葉(勝ち点55/得失点差0)
15位 ファジアーノ岡山(勝ち点53/得失点差-4)
16位 アルビレックス新潟(勝ち点53/得失点差-8)
17位 栃木SC(勝ち点50/得失点差-10)
18位 愛媛FC(勝ち点48/得失点差-18)
19位 京都サンガF.C.(勝ち点43/得失点差-18)
20位 FC岐阜(勝ち点42/得失点差-18)
======J3自動降格枠======
21位 ロアッソ熊本(勝ち点31/得失点差-29)
22位 カマタマーレ讃岐(勝ち点31/得失点差-44)
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