【侍ジャパン】楽天・村林一輝がいきなり先頭打者本塁打! 「最高な形」1番起用に応える大会初安打
1回無死、左越えに先頭打者本塁打を放つ村林一輝(カメラ・渡辺 了文)
◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本―台湾(23日・東京ドーム)
試合前に米国が勝ったため台湾との決勝進出が決まった侍ジャパンは、スーパーラウンド最終戦の台湾戦で、「1番・二塁」でスタメンに抜てきされた楽天・村林一輝内野手(27)が先頭打者本塁打を放った。両軍無得点の1回裏に、2ボールから3球目を捉え、ライナー性の当たりで高い初安打となるソロを左翼席に運んだ。
村林は、18日に台湾で行われた1次リーグ最終戦のドミニカ共和国戦以来、今大会2度目のスタメン出場。ドミニカ共和国戦では6打数無安打と沈黙していたが、この試合の1打席目では、2ボールから先発左腕・陳柏清の内角低め139キロ直球を左翼席にライナー性で運んだ。7打席目での初安打が貴重な一発となった村林は「積極的にいった結果が最高な形になりました。ファンの皆様の声援に応えることができてよかったです。勝てるように頑張ります!」とうなずいた。
名古屋と台湾で行われた1次リーグ、東京ドームで開催されているスーパーラウンドでは、無傷6連勝と勢いに乗っている侍ジャパン。19年の第2回大会に続く2連覇へ向けて、この日の勝敗が関係なくなったことから、前日22日のベネズエラ戦でスタメンだった桑原、牧(ともにDeNA)、小園、坂倉(ともに広島)、栗原(ソフトバンク)、源田(西武)がベンチスタートとなって、村林(楽天)、清宮(日本ハム)、紅林(オリックス)らがスタメン入りした。台湾も先発投手が予告されていた林昱ミンから陳柏清に変更となった。
侍ジャパンは、13日に名古屋のバンテリンドームで行われた1次リーグ初戦のオーストラリア戦で9得点を奪って快勝して好発進すると、台湾へ移動してからも韓国、台湾、キューバ、ドミニカ共和国を破って1位通過。東京ドームで行われているスーパーラウンドも米国、ベネズエラを倒して2連勝で、この日の試合前に行われた米国―ベネズエラ戦で米国が勝ったことで、2大会連続の決勝進出が決まった。
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