IGTC:アウディ、キャラミ9時間の参戦体制発表。ユニークなマシンカラーリングも
11月25日、アウディは12月12日に南アフリカ共和国で行われるIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第4戦キャラミ9時間の参加チームおよびドライバー、さらに活気に満ちた新しいマシンカラーリングを発表した。
ドイツメーカーは2020年シーズンのIGTC最終戦となるキャラミ9時間に向けて、昨年よりも1台多い計3台のアウディR8 LMSを投入し、アウディスポーツによるサポートを提供する。
3台中2台はアウディスポーツ・チームWRTからのエントリーとなり、IGTCのドライバーズランキングで陣営最上位につけているマーカス・ウィンケルホックはこの内の1台をドリス・ファントール、ケルビン・ファン・デル・リンデとシェアする。
2台目のWRTカーに乗り込むのはミルコ・ボルトロッティ、フレデリック・バービシュ、ファントールとともにGTワールドチャレンジ・スプリントカップ王者となった19歳のシャルル・ウィーツの3名だ。
もう1台はアウディスポーツ・チーム・カーコレクションが走らせることが決まり、こちらはマッティア・ドルディ、クリストファー・ハーゼ、パトリック・ニーダーハウザーがステアリングを共有する。
この他、ピーター・シュミットのカーコレクションチームも独自のエントリーを行う予定で、キャラミのグリッド上には最大4台のアウディR8 LMSが並ぶことになる。
「南アフリカの変化に富んだサーキットは、私たちにとってエキサイティングなレースを準備し、2020年のIGTCでの厳しいシーズンのフィナーレを飾ることになる」と語るのは、アウディスポーツ・カスタマーレーシングの責任者であるクリス・ラインケ。
「我々はメーカー選手権で3番目の位置におり、このポジションをさらに良い位置に持っていくために最善を尽くす」
2019年に初開催されたキャラミ9時間では、ウィンケルホックとミース、ハーぜがドライブしたアウディR8 LMSが4位でチェッカーを受けた。
レースはニック・タンディー、マシュー・ジャミネット、そしてIGTCドライバーズチャンピオンを獲得したデニス・オルセンが乗り込んだフリカデッリ・レーシングチームのポルシェ911 GT3 Rが優勝を飾っている。
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