クアルタラロ、好スタート決めるも転倒リタイア「自分の力のすべてを注いだ」/第20戦バレンシアGP スプリント
11月25日、2023年MotoGP第20戦バレンシアGP MotoGPクラス 土曜日セッションがリカルド・トルモ・サーキットで行われた。モンスターエナジー・ヤマハMotoGPのフランコ・モルビデリは予選19番手、スプリントでは18位、ファビオ・クアルタラロは予選15番手を獲得し、スプリントはリタイアで終えている。
初日に一発の速さに悩まされていたが、ペースの好調さを実感していたクアルタラロはFP2でも5番手に食い込む好調な走りを披露した。予選Q2でも序盤から4番手につけ、その後も自己ベストを1分29秒613に縮めた。しかし、トップ2台にはわずかに及ばず、Q1敗退となってしまい、15番グリッドが確定した。
モルビデリも予選Q1では、開始早々にトップ5に入る走りぶりを展開していた。その後もアタックを試みていたが、1分30秒台をなかなか突破できず、1分30秒045が自己ベストとなった。そのため、クアルタラロ同様にQ1敗退となり、19番手に沈む結果となってしまった。
午後のスプリントレースでは、クアルタラロは好スタートを決めて9番手、モルビデリは15番手に浮上する。クアルタラロはさらに翌周に6番手へとポジションを上げて、前を走るフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)を追う展開となった。後方ではモルビデリも12番手につけて、ラウル・フェルナンデス(クリプトデータRNF・MotoGPチーム)に迫っていく。
好調なペースを発揮して追撃するクアルタラロだが、5周目にバニャイアを交わそうとした際に6コーナーでまさかの転倒を喫してしまう。再スタートを切ることができず、戦線離脱となり、厳しい結果で終えた。モルビデリは中盤以降15番手まで後退してしまい、最後はそのままチェッカーを受けた。しかし、今季2度目のタイヤ最低内圧の違反により3ポジションダウンのペナルティが科され、最終的に18位となった。
■フランコ・モルビデリ(予選:19番手、スプリントレース:18位)
「タイヤ圧の規定違反ということで、3つポジションダウンのペナルティを受けてしまった。でもハードタイヤのフィーリングに問題はなかったよ。明日の決勝でも今日の好スタートを再現することが重要だけれど、その上でもう少しフィーリングを改善できれば、ポジションを挽回していいレースができると思っているんだ」
■ファビオ・クアルタラロ(予選:15番手、スプリントレース:リタイア)
「自分の力のすべてを注いだよ。これまでのキャリアのなかで一番いいスタートを切ることができたと思っている。最初のブレーキング、終盤の数ラップは非常に好調だったから、それについてはとても満足だ。明日も同様のスタートを目指すよ。そして、より周回数の多いレースのなかで、今日以上の走りができると期待している」
「スプリントではいつもと同じようにマシンのフィーリングが素晴らしかったのけれど、予選で1ラップの好タイムが出せないことが依然として問題になっているんだ。でもペースは超高速になっていることを実感しているから、明日のメインレースでも今日と同じか、それ以上のスタートを決めて、より冷静に戦える長いレースのなかでトップ6を狙っていきたいと考えているよ」
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