セバスチャン・ローブ、Mスポーツ・フォードの新型WRCカー『プーマ・ラリー1』をテスト
WRC世界ラリー選手権に参戦しているMスポーツ・フォードWRTは、先週行われた新車の開発テストを経て、2022年シーズンで登場する『フォード・プーマ・ラリー1』を最終仕様に近づけている。
フレンチアルプスで実施されたこのテストでは、ヒュンダイから移籍してきたクレイグ・ブリーンをはじめ、今季最終戦モンツァを前に契約を更新したガス・グリーンスミス、さらにアドリアン・フルモーとシリーズ元9連覇王者セバスチャン・ローブの4名が参加。それぞれがイギリスの名門ラリーチームの新型マシンを駆り、いずれもトラブルなくテストを終えた。
既報のとおり、ブリーンとグリーンスミスはMスポーツ・フォードの来季ラインアップを確定させているが、フルモーの将来と“レジェンド”が英国チームでどのような役割を果たすのかは、現時点では明らかになっていない。
“ブルーオーバル”とタッグを組むチームは来月、もう一度テストを実施したのち、来年1月20〜23日に開催される2022年シーズン開幕戦ラリー・モンテカルロのプレイベントテストを行うために、フランスの山岳地帯に戻る予定だ。
チーム代表のリチャード・ミルナーは、「我々は良い1週間を過ごした。ステアリングを握った人の話をするつもりはないが、すべてのドライバーが非常に良い進歩を遂げたと言っていいだろう」とWRC公式サイト『WRC.com』に語った。
「その前の週に現行のフィエスタWRCに乗っていた何人かにとっては、2台のクルマがそれぞれどのように機能しているかを実際に感じる機会となり、プーマ・ラリー1に関するフィードバックはとてもポジティブなものだった」
「私は今のところ満足している。チームは本当にうまくまとまっているので、2022年シーズンの開幕を楽しみにしているんだ。我々にとって2021年はかなり長いものだったが、多くの成功をもたらしてくれたクルマ(フィエスタWRC)と仕事ができるのは、いつでも喜びだった。だが、いまは将来のための時間だ」
Mスポーツ・フォードのテストと時を同じくして、トヨタとヒュンダイ・モータースポーツも新車の開発テストを行っていた。
i20 Nベースのクルマを走らせるヒュンダイはドイツ、アルツェナウにある拠点近くでこれを実施。トヨタはMスポーツと一緒にアルプスに入ったが、エルフィン・エバンスがテスト中にクラッシュを喫したため、その後予定されていたセバスチャン・オジエのGRヤリスWRCラリー1初走行が中止となっている。
フィンランドのユバスキュラを拠点とするチームは来月、モンテカルロに出場することを明言しているオジエが2日かけて新型車のテストを行う予定だ。
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