SBK:MIEレーシング、2023年はMotoEライダーのエリック・グラナドを起用。ハフィス・シャーリンは継続参戦
スーパーバイク世界選手権(SBK)に参戦しているMIEレーシング・ホンダ・チームは12月1日、2023年にエリック・グラナドを起用すると発表。12月6日にはハフィス・シャーリンを継続起用することを明かして2台のラインアップが決定した。
チェコのプラハを拠点として、森脇緑代表が率いるMIEレーシングは、2019年にSBKに参戦したモリワキ・アルティア・ホンダ・レーシングを引き継いで同選手権に参戦している。
初年度の2020年からホンダCBR1000RR-Rを使用して、高橋巧を擁して第1戦に参戦。2台目はジョルディ・トーレスを走らせる予定だったが、離脱したことから第2戦からロレンツォ・ガベリーニに代わった。しかし、第5戦からアルティアレーシングとのパートナーシップが打ち切られたことで、再び高橋の1台体制で戦った。
翌2021年はレアンドロ・メルカドを起用して1台体制でエントリー。しかし、開幕戦アラゴンの後にアラゴンで得た多くのデータを使用して、ホンダCBR1000RR-Rの開発に専念することを発表し、第2戦から第4戦は休戦するなど2年間は状況の変わる参戦体制となった。
そして、2022年は2台体制となり、メルカドを継続参戦させて新たにシャーリンを加入させて戦った。シャーリンは4レースでポイントを獲得してランキング23位、メルカドは3レースでポイントを獲得してランキング29位に終わっている。
そんなMIEレーシングは2023年にブラジル人ライダーのグラナドと新たに契約。そしてマレーシア人ライダーのシャーリンを継続参戦させることを発表した。
グラナドはMoto3やMoto2に参戦した後、2019年からMotoEにエントリー。4年間参戦しているMotoEでは毎年優勝を飾っており、2022年は5勝でランキング2位となった。また、2020年のSBK最終戦エストリルでMIEレーシングから参戦した経験があるためSBKは初参戦ではない。来季はMotoEにLCRから出場するため、SBKとのダブルエントリーになる。
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