YS横浜、シュタルフ悠紀監督退任を発表「苦渋の決断を下しました」
サッカーキング2021年12月10日(金)14時56分
Y.S.C.C.横浜を退任したシュタルフ悠紀監督 [写真]-宮地輝
Y.S.C.C.横浜は10日、シュタルフ悠紀リヒャルト監督が2021シーズンをもって退任することを発表した。なお、2022シーズンの監督は決定次第の発表となる。
シュタルフ悠紀監督は1984年生まれの現在37歳。ドイツ出身で、選手時代はY.S.C.C.ユースやジェフユナイテッド市原・千葉リザーブスなどを含め、計11カ国でプレーした。同氏の指導経歴について、Y.S.C.C.横浜は公式サイトにて以下のように紹介している。
「14歳で地元のサッカースクールでコーチのアルバイトを始めたことをきっかけに、その後各所属先でアカデミーを見るなど主に育成年代で20年間指導。現役を引退後は、東京ヴェルディの普及部に所属しスクールでの指導に加え中央高等学院の『biomサッカーコース』で監督を務め、その後は自身の会社が運営するレコスリーグの選抜チームであるレコスユナイテッドや、請け負っている日独フットボールアカデミーで指導しながら、ベルギーのダブルパス社と提携し、日本チームのチームリーダーとしてJクラブの監査とコンサルティング業務に携わってきた。2019年よりY.S.C.C.TOPチーム監督を務める」
シュタルフ悠紀体制3シーズン目となったY.S.C.C.横浜は今季の明治安田生命J3リーグを11勝7分け10敗、勝ち点「40」の8位で終えた。
退任が決定したシュタルフ悠紀監督は公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「YSファミリーの皆様へ いつも温かくご支援いただき、ありがとうございます。私はこのほど、今シーズン限りでY.S.C.C.を去るという苦渋の決断を下しました。吉野代表は、当時高校生であった私にはY.S.C.C.のユースチームでプレーをする機会を、S級ライセンスを取得した直後の私にはトップチームで指導する機会を与えてくれました。これまでありとあらゆる面で私を温かく支援して見守ってくれた吉野代表には、言葉では言い尽くせないほど深く感謝しております」
「2019年度に、前任の樋口監督からポゼッションサッカーを駆使するチームを引き継いで以来、クラブが掲げる一桁順位の達成を目指して3年間このチームに全身全霊を注ぎ、一瞬たりとも手を抜くことなく毎日私の持っている力の全てを出し切ってまいりました。何があっても常に私を護ってくれた吉野代表、サポートしてくれたスタッフ、そして一丸となって闘ってくれた選手たちに別れを告げてまで、このチームから離れてもよいものかどうか、最後の最後まで思いあぐねてきました」
「このクラブで監督としてのキャリアをスタートできたこと、このスタッフ・選手たちと共に闘えたこと、そしてこのチームの一員であれたことは、私の誇りであり一生の宝物です。みんな、本当にありがとう。私は幸せ者です。ホームゲームの運営に携わってくださっている数多くのボランティアスタッフ、共に戦ってくれているアカデミー生、そしてこのクラブを愛し我々を応援してくださったサポーターの皆様にも、心から感謝いたします。私の未熟さゆえに最後まで心を掴むことがかなわなかった方々がいたことは心残りですが、今後ともクラブを、選手たちを、温かく見守りご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。これからはY.S.C.C.のOBとしてクラブのさらなる発展を陰ながら応援してまいります。その一方で、Y.S.C.C.が誇れる指導者となれるように、さらに精進を重ねる所存です。3年間本当にありがとうございました」
また、吉野次郎代表は以下のようにコメントしている。
「この度…2019年から指揮を取りました、シュタルフ悠紀くんが、Y.S.C.C.から巣立ちます。クラブとともにシュタルフくんを応援いただきました皆さま、本当にありがとうございました。彼の成長を、見守りいただきたく、宜しくお願い致します。Y.S.C.C. 代表 吉野次郎」
「Yuki 17歳でうちに来て、その後、弟の浩大とともに、ハートフルに戦った気持ちのまま、3年間、指揮を振るってくれたよな。ありがとう。文化の違いに戸惑い、解せないこともいっぱいあっただろうし、自身の優しすぎるメンタリティーに悩み、苦しみが多かったと思うけど、無駄にならない経験だった思うぜ。フォローが大変だったけど、『らしさ』があって楽しかったよ。ボトムのクラブ発、ナーゲルスマン超えだ!!ドイツ代表監督としてピッチで戦う姿を夢見て・・・悠紀は、ファミリーの一員だから、またいつかどこかで・・・あばよ!!!!Danke schön!!by柳沢慎吾ちゃん似の次郎より」
シュタルフ悠紀監督は1984年生まれの現在37歳。ドイツ出身で、選手時代はY.S.C.C.ユースやジェフユナイテッド市原・千葉リザーブスなどを含め、計11カ国でプレーした。同氏の指導経歴について、Y.S.C.C.横浜は公式サイトにて以下のように紹介している。
「14歳で地元のサッカースクールでコーチのアルバイトを始めたことをきっかけに、その後各所属先でアカデミーを見るなど主に育成年代で20年間指導。現役を引退後は、東京ヴェルディの普及部に所属しスクールでの指導に加え中央高等学院の『biomサッカーコース』で監督を務め、その後は自身の会社が運営するレコスリーグの選抜チームであるレコスユナイテッドや、請け負っている日独フットボールアカデミーで指導しながら、ベルギーのダブルパス社と提携し、日本チームのチームリーダーとしてJクラブの監査とコンサルティング業務に携わってきた。2019年よりY.S.C.C.TOPチーム監督を務める」
シュタルフ悠紀体制3シーズン目となったY.S.C.C.横浜は今季の明治安田生命J3リーグを11勝7分け10敗、勝ち点「40」の8位で終えた。
退任が決定したシュタルフ悠紀監督は公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「YSファミリーの皆様へ いつも温かくご支援いただき、ありがとうございます。私はこのほど、今シーズン限りでY.S.C.C.を去るという苦渋の決断を下しました。吉野代表は、当時高校生であった私にはY.S.C.C.のユースチームでプレーをする機会を、S級ライセンスを取得した直後の私にはトップチームで指導する機会を与えてくれました。これまでありとあらゆる面で私を温かく支援して見守ってくれた吉野代表には、言葉では言い尽くせないほど深く感謝しております」
「2019年度に、前任の樋口監督からポゼッションサッカーを駆使するチームを引き継いで以来、クラブが掲げる一桁順位の達成を目指して3年間このチームに全身全霊を注ぎ、一瞬たりとも手を抜くことなく毎日私の持っている力の全てを出し切ってまいりました。何があっても常に私を護ってくれた吉野代表、サポートしてくれたスタッフ、そして一丸となって闘ってくれた選手たちに別れを告げてまで、このチームから離れてもよいものかどうか、最後の最後まで思いあぐねてきました」
「このクラブで監督としてのキャリアをスタートできたこと、このスタッフ・選手たちと共に闘えたこと、そしてこのチームの一員であれたことは、私の誇りであり一生の宝物です。みんな、本当にありがとう。私は幸せ者です。ホームゲームの運営に携わってくださっている数多くのボランティアスタッフ、共に戦ってくれているアカデミー生、そしてこのクラブを愛し我々を応援してくださったサポーターの皆様にも、心から感謝いたします。私の未熟さゆえに最後まで心を掴むことがかなわなかった方々がいたことは心残りですが、今後ともクラブを、選手たちを、温かく見守りご支援いただけますよう、よろしくお願いいたします。これからはY.S.C.C.のOBとしてクラブのさらなる発展を陰ながら応援してまいります。その一方で、Y.S.C.C.が誇れる指導者となれるように、さらに精進を重ねる所存です。3年間本当にありがとうございました」
また、吉野次郎代表は以下のようにコメントしている。
「この度…2019年から指揮を取りました、シュタルフ悠紀くんが、Y.S.C.C.から巣立ちます。クラブとともにシュタルフくんを応援いただきました皆さま、本当にありがとうございました。彼の成長を、見守りいただきたく、宜しくお願い致します。Y.S.C.C. 代表 吉野次郎」
「Yuki 17歳でうちに来て、その後、弟の浩大とともに、ハートフルに戦った気持ちのまま、3年間、指揮を振るってくれたよな。ありがとう。文化の違いに戸惑い、解せないこともいっぱいあっただろうし、自身の優しすぎるメンタリティーに悩み、苦しみが多かったと思うけど、無駄にならない経験だった思うぜ。フォローが大変だったけど、『らしさ』があって楽しかったよ。ボトムのクラブ発、ナーゲルスマン超えだ!!ドイツ代表監督としてピッチで戦う姿を夢見て・・・悠紀は、ファミリーの一員だから、またいつかどこかで・・・あばよ!!!!Danke schön!!by柳沢慎吾ちゃん似の次郎より」
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