レアル・マドリードがCL6戦全勝! 終盤のセバージョス弾でウニオン・ベルリンとの撃ち合い制す
サッカーキング2023年12月13日(水)7時53分
試合終盤に決勝点を決めたセバージョス [写真]=Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)・グループC第6節(最終節)が12日に行われ、レアル・マドリード(スペイン)とウニオン・ベルリン(ドイツ)が対戦した。
今季のCLでも圧倒的な力を示しているレアル・マドリード。ここまで5戦全勝を遂げ、ライバルになることが予想されたナポリ(イタリア)を寄せ付けることなく首位でのグループ突破を決めた。6戦全勝を懸けた最終節では敵地でウニオン・ベルリンと激突。今季が初のCL参戦だったウニオン・ベルリンはここまで2分3敗と未勝利が続いているが、最終節で初勝利を掴むことができるかどうかにも注目が集まる。
レアル・マドリードは11月頭から欠場が続いていたGKケパ・アリサバラガがスタメンに復帰。ルカ・モドリッチ、ジュード・ベリンガム、ロドリゴといったお馴染みの面々も先発に並んだ。一方、ウニオン・ベルリンはロビン・ゴセンス、ヨシプ・ユラノヴィッチ、ケヴィン・フォラントらがスタメンに名を連ねている。
試合は立ち上がりからホームチームがゴールを脅かす。1分、敵陣でレアル・マドリードのビルドアップが乱れた隙を見逃さず、ラニ・ケディラからのパスでケヴィン・ベーレンスがボレーシュート。ボックス中央からジャストミートした一撃を放ったが、シュートはGKケパに阻まれた。
レアル・マドリードとしてはやや慌しい試合の入りとなったが、時間の経過とともに主導権を握っていく。ベリンガムやホセルがゴールに迫る場面を作る中、44分には右サイドを駆け上がったダニ・せバージョスからのクロスボールがボックス内でディオゴ・レイテのハンドを誘発。レアル・マドリードにPKが与えられる。キッカーを務めたモドリッチは真ん中にシュートを放ったが、GKフレデリク・レノウの足に弾き出され、先制点とはならなかった。
その直後、ウニオン・ベルリンはGKレノウが蹴ったパントキックからチャンスを構築。敵陣でバウンドしたボールをベーレンスが頭で突くと、ダヴィド・アラバがクリアミスをし、ペナルティエリアへ流れたボールにフォラントが反応。胸トラップで良いところにボールを置き、右足でフィニッシュを沈めた。ウニオン・ベルリンが先手を取ってハーフタイムに突入している。
後半に入るとレアル・マドリードが反撃をスタート。ルーカス・バスケスやロドリゴがゴールに迫りながら、GKレノウのビッグセーブに阻まれ続けたが、61分に遂にこじ開けることに成功。敵陣右サイドを縦に破ったロドリゴが中央へ浮き球のボールを送ると、ペナルティエリア内で競り勝ったホセルが頭で合わせる。狙い澄ましたヘディングシュートでゴールネットを揺らし、レアル・マドリードが試合を振り出しに戻した。
続く72分、今度はレアル・マドリードが左サイドからゴールに迫る。モドリッチからのスルーパスで大外を駆け上がったフラン・ガルシアが、体制を立て直して中央へ低弾道のセンタリングを送る。ニアサイドに飛び込んだホセルが再びヘディングシュートを叩き込み、レアル・マドリードが逆転に成功した。
しかし、終盤に差し掛かるとウニオン・ベルリンが再び試合を動かす。85分、敵陣右サイドで得たスローインからボールを繋ぐと、クリストファー・トリメルから横パスを受けたヤニク・ハベラーが中央へ流し入れるも、ブラヒム・ディアスのディフェンスに阻まれボールは繋がらない。だが、粘りを見せたアイッサ・ライドゥニがボールを残すと、最後はアレックス・クラールがミドルシュート。右足でグラウンダーの一撃を突き刺し、土壇場でウニオン・ベルリンが同点に追い付いた。
レアル・マドリードしては勝利が遠のく1点になったかと思われたが、ここで終わらないのがこのチームの底力。89分、敵陣左サイドでボールをキープしたベリンガムが中央へ浮き球のボールを繋ぐと、走り込んできたセバージョスがペナルティエリアに入って右足を振り抜く。股下を通したシュートがゴール左下隅に吸い込まれ、レアル・マドリードが勝ち越しに成功した。
試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードが無傷の6戦全勝を記録し、グループCの全日程を終えた。一方のウニオン・ベルリンは白星を飾ることができず、最下位で大会を去ることとなっている。
なお、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)の抽選会は今月18日に開催される。
【スコア】
ウニオン・ベルリン 2-3 レアル・マドリード
【得点者】
1-0 45+1分 ケヴィン・フォラント(ウニオン・ベルリン)
1-1 61分 ホセル(レアル・マドリード)
1-2 72分 ホセル(レアル・マドリード)
2-2 85分 アレックス・クラール(ウニオン・ベルリン)
2-3 89分 ダニ・セバージョス(レアル・マドリード)
今季のCLでも圧倒的な力を示しているレアル・マドリード。ここまで5戦全勝を遂げ、ライバルになることが予想されたナポリ(イタリア)を寄せ付けることなく首位でのグループ突破を決めた。6戦全勝を懸けた最終節では敵地でウニオン・ベルリンと激突。今季が初のCL参戦だったウニオン・ベルリンはここまで2分3敗と未勝利が続いているが、最終節で初勝利を掴むことができるかどうかにも注目が集まる。
レアル・マドリードは11月頭から欠場が続いていたGKケパ・アリサバラガがスタメンに復帰。ルカ・モドリッチ、ジュード・ベリンガム、ロドリゴといったお馴染みの面々も先発に並んだ。一方、ウニオン・ベルリンはロビン・ゴセンス、ヨシプ・ユラノヴィッチ、ケヴィン・フォラントらがスタメンに名を連ねている。
試合は立ち上がりからホームチームがゴールを脅かす。1分、敵陣でレアル・マドリードのビルドアップが乱れた隙を見逃さず、ラニ・ケディラからのパスでケヴィン・ベーレンスがボレーシュート。ボックス中央からジャストミートした一撃を放ったが、シュートはGKケパに阻まれた。
レアル・マドリードとしてはやや慌しい試合の入りとなったが、時間の経過とともに主導権を握っていく。ベリンガムやホセルがゴールに迫る場面を作る中、44分には右サイドを駆け上がったダニ・せバージョスからのクロスボールがボックス内でディオゴ・レイテのハンドを誘発。レアル・マドリードにPKが与えられる。キッカーを務めたモドリッチは真ん中にシュートを放ったが、GKフレデリク・レノウの足に弾き出され、先制点とはならなかった。
その直後、ウニオン・ベルリンはGKレノウが蹴ったパントキックからチャンスを構築。敵陣でバウンドしたボールをベーレンスが頭で突くと、ダヴィド・アラバがクリアミスをし、ペナルティエリアへ流れたボールにフォラントが反応。胸トラップで良いところにボールを置き、右足でフィニッシュを沈めた。ウニオン・ベルリンが先手を取ってハーフタイムに突入している。
後半に入るとレアル・マドリードが反撃をスタート。ルーカス・バスケスやロドリゴがゴールに迫りながら、GKレノウのビッグセーブに阻まれ続けたが、61分に遂にこじ開けることに成功。敵陣右サイドを縦に破ったロドリゴが中央へ浮き球のボールを送ると、ペナルティエリア内で競り勝ったホセルが頭で合わせる。狙い澄ましたヘディングシュートでゴールネットを揺らし、レアル・マドリードが試合を振り出しに戻した。
続く72分、今度はレアル・マドリードが左サイドからゴールに迫る。モドリッチからのスルーパスで大外を駆け上がったフラン・ガルシアが、体制を立て直して中央へ低弾道のセンタリングを送る。ニアサイドに飛び込んだホセルが再びヘディングシュートを叩き込み、レアル・マドリードが逆転に成功した。
しかし、終盤に差し掛かるとウニオン・ベルリンが再び試合を動かす。85分、敵陣右サイドで得たスローインからボールを繋ぐと、クリストファー・トリメルから横パスを受けたヤニク・ハベラーが中央へ流し入れるも、ブラヒム・ディアスのディフェンスに阻まれボールは繋がらない。だが、粘りを見せたアイッサ・ライドゥニがボールを残すと、最後はアレックス・クラールがミドルシュート。右足でグラウンダーの一撃を突き刺し、土壇場でウニオン・ベルリンが同点に追い付いた。
レアル・マドリードしては勝利が遠のく1点になったかと思われたが、ここで終わらないのがこのチームの底力。89分、敵陣左サイドでボールをキープしたベリンガムが中央へ浮き球のボールを繋ぐと、走り込んできたセバージョスがペナルティエリアに入って右足を振り抜く。股下を通したシュートがゴール左下隅に吸い込まれ、レアル・マドリードが勝ち越しに成功した。
試合はこのままタイムアップ。レアル・マドリードが無傷の6戦全勝を記録し、グループCの全日程を終えた。一方のウニオン・ベルリンは白星を飾ることができず、最下位で大会を去ることとなっている。
なお、決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)の抽選会は今月18日に開催される。
【スコア】
ウニオン・ベルリン 2-3 レアル・マドリード
【得点者】
1-0 45+1分 ケヴィン・フォラント(ウニオン・ベルリン)
1-1 61分 ホセル(レアル・マドリード)
1-2 72分 ホセル(レアル・マドリード)
2-2 85分 アレックス・クラール(ウニオン・ベルリン)
2-3 89分 ダニ・セバージョス(レアル・マドリード)
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