ワールドカップ連覇へ! フランス指揮官が意気込み…ベンゼマ復帰は否定「24人で戦う」
サッカーキング2022年12月17日(土)18時53分
フランス代表を率いるデシャン監督 [写真]=Icon Sport via Getty Images
フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、FIFAワールドカップカタール2022決勝アルゼンチン代表戦の前日会見に臨んだ。17日、フランスメディア『RMC』がコメントを伝えた。
史上3チーム目の連覇を目指すフランス代表では現在、ウイルス性の病気が流行っている模様。16日に行われた練習では、FWキングスレイ・コマン、DFラファエル・ヴァラン、DFイブライマ・コナテの3選手が病欠した。また、DFテオ・エルナンデスとMFオーレリアン・チュアメニも、コンディション不安で同日のトレーニングには参加しなかった。
日本時間17時30分頃から前日会見を行ったデシャン監督は、現在のチーム状況について、「最新の情報はない」とコメント。「私たちは、冷静に、できる限りの管理をしようとしている。今日の夕方にデータを受け取り、明日までにこの大一番に万全の準備をしたい」と語った。
「不可抗力な状況があって、適応しなければならない。明日のアルゼンチン戦に向けて、できることはすべてやった。悩みやストレスはない。このような試合の準備で大切なことは、冷静になることだ。でも、アルゼンチンの人たちや、もしかしたらフランスの人たちも(リオネル・メッシのタイトルを)欲しがっているかもしれないね」
フランス代表とアルゼンチン代表は、2018年のロシアW杯ラウンド16でも対戦。“レ・ブルー”が4-3で打ち合いを制し、そのまま頂点へと邁進した。ただ、デシャン監督は「2018年のW杯にも参加したアルゼンチンの選手は7人だけだ。ラウンド16だったし、比較は意味がない」とコメント。一方で「しかし、異なる選手、異なるシステムで行われた(アルゼンチンの今大会の)6試合は、有益なものだった。全試合を見た3人の分析官がいる。これによって、正確な情報を得ることができる。アルゼンチンは明日も違う戦い方ができるが、我々も同じだ。どんな状況にも対応できるようにしておかなければならない」と、相手の分析はバッチリだと自信を示している。
デシャン監督は、フランスサッカー連盟との契約が今年末までとなっている自身の去就にも言及。「一番大切なことは私ではない。頭の中は、明日の試合のことだけだ」と明言を避けた。
開幕前にケガで離脱したFWカリム・ベンゼマの電撃復帰も噂されていたが、デシャン監督はバロンドーラーの復帰を否定している。
「私には24人の選手がいる。これまでケガをしたことのある選手もいる。カリムもその一人だ。最後に負傷したのは、リュカ・エルナンデス。それ以来、24人の選手をマネジメントしている。明日も24人での戦いとなる」
会場の『ルサイル・スタジアム』はアルゼンチンのサポーターで埋め尽くされることが予想されており、「アルゼンチン代表は、非常に重要な大衆の支持を得ている。明日のスタジアムでは、たとえフランスのファンがいたとしても、大多数はアルゼンチンのファンだろう」とデシャン監督もアウェイムードでの戦いを覚悟している。それでも百戦錬磨の名将は、「お祭りのような雰囲気を期待している。アルゼンチンの人たちは情熱的だ。彼らは完全にチームを支えている。お祭りのような雰囲気で、歌声が響く。こういう試合の雰囲気があるのはいいことだと思う。決勝戦だからね」と余裕たっぷり。「対戦相手はスタンドではなく、ピッチの上にいる。明日の試合後、2チームのうちどちらかのユニフォームに3つ目の星がつくことになる」と、連覇への意気込みを示した。
史上3チーム目の連覇を目指すフランス代表では現在、ウイルス性の病気が流行っている模様。16日に行われた練習では、FWキングスレイ・コマン、DFラファエル・ヴァラン、DFイブライマ・コナテの3選手が病欠した。また、DFテオ・エルナンデスとMFオーレリアン・チュアメニも、コンディション不安で同日のトレーニングには参加しなかった。
日本時間17時30分頃から前日会見を行ったデシャン監督は、現在のチーム状況について、「最新の情報はない」とコメント。「私たちは、冷静に、できる限りの管理をしようとしている。今日の夕方にデータを受け取り、明日までにこの大一番に万全の準備をしたい」と語った。
「不可抗力な状況があって、適応しなければならない。明日のアルゼンチン戦に向けて、できることはすべてやった。悩みやストレスはない。このような試合の準備で大切なことは、冷静になることだ。でも、アルゼンチンの人たちや、もしかしたらフランスの人たちも(リオネル・メッシのタイトルを)欲しがっているかもしれないね」
フランス代表とアルゼンチン代表は、2018年のロシアW杯ラウンド16でも対戦。“レ・ブルー”が4-3で打ち合いを制し、そのまま頂点へと邁進した。ただ、デシャン監督は「2018年のW杯にも参加したアルゼンチンの選手は7人だけだ。ラウンド16だったし、比較は意味がない」とコメント。一方で「しかし、異なる選手、異なるシステムで行われた(アルゼンチンの今大会の)6試合は、有益なものだった。全試合を見た3人の分析官がいる。これによって、正確な情報を得ることができる。アルゼンチンは明日も違う戦い方ができるが、我々も同じだ。どんな状況にも対応できるようにしておかなければならない」と、相手の分析はバッチリだと自信を示している。
デシャン監督は、フランスサッカー連盟との契約が今年末までとなっている自身の去就にも言及。「一番大切なことは私ではない。頭の中は、明日の試合のことだけだ」と明言を避けた。
開幕前にケガで離脱したFWカリム・ベンゼマの電撃復帰も噂されていたが、デシャン監督はバロンドーラーの復帰を否定している。
「私には24人の選手がいる。これまでケガをしたことのある選手もいる。カリムもその一人だ。最後に負傷したのは、リュカ・エルナンデス。それ以来、24人の選手をマネジメントしている。明日も24人での戦いとなる」
会場の『ルサイル・スタジアム』はアルゼンチンのサポーターで埋め尽くされることが予想されており、「アルゼンチン代表は、非常に重要な大衆の支持を得ている。明日のスタジアムでは、たとえフランスのファンがいたとしても、大多数はアルゼンチンのファンだろう」とデシャン監督もアウェイムードでの戦いを覚悟している。それでも百戦錬磨の名将は、「お祭りのような雰囲気を期待している。アルゼンチンの人たちは情熱的だ。彼らは完全にチームを支えている。お祭りのような雰囲気で、歌声が響く。こういう試合の雰囲気があるのはいいことだと思う。決勝戦だからね」と余裕たっぷり。「対戦相手はスタンドではなく、ピッチの上にいる。明日の試合後、2チームのうちどちらかのユニフォームに3つ目の星がつくことになる」と、連覇への意気込みを示した。
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