プロレス「西の聖地」が消える 博多スターレーン、3月末で閉鎖
福岡・博多駅近くにあるボウリング場「博多スターレーン」が2019年3月31日で閉鎖する。
併設のイベントホールでは、プロレスの興業が頻繁に行われてきたことから、プロレスファンの間では「西の聖地」とも呼ばれてきた。
46年の歴史に幕
博多スターレーンが開業したのは1972年。JR博多駅筑紫口からも近く、84レーンという西日本でも指折りのレーン数を誇る大規模なボウリング場だ。
イベントスペースが併設されており、ここでは頻繁にプロレス興業が行われている。そのためプロレスファンからの認知度も高く「プロレスの西の聖地」として地元テレビ局に紹介されることもあった。
そのほかにも展示会の会場にも利用された。また、場内のゲームセンターにバラエティー番組「ゲームセンターCX」のロケが入ったことも。福岡県出身のJ-CASTニュース・K記者も「CMとかでよく見ていた」と話すなど、立地の良さもあってか知名度は高かったようだ。
実は、博多スターレーンをめぐっては以前、耐震工事による改修のため、一時的に閉鎖するとの情報もあった。18年12月9日には、DDTプロレスリングの高木三四郎社長も、
「西の聖地、博多スターレーンが改修工事のため一旦、閉館する事になりました。最終日となる3月31日に朝 大日本プロレスさん、昼 東京女子プロレス、夜はDDT主催で『さよなら博多スターレーン』大会を開催します!」
とツイートしていたのだ。
しかし、Jタウンネットが19年1月21日、運営会社のイースタンスポーツに取材したところ、博多スターレーンはテナントとしてビルに入居しており、
「3月31日で契約が終了。スターレーンとしては閉鎖」
との回答だった。12月から状況が大きく変わって、博多スターレーンは完全に姿を消すことになった。
閉館の情報に、ツイッターでは地元民とみられるユーザーから、
「へ、博多スターレーンも閉鎖されるの?!」
「思い出多き場所がまた一つ減る...」
「やっぱなくなるのは悲しいね」
といったコメントが。そのほか、プロレスファンからも「初めての1人プロレスに行った場所なのに...」「博多でプロレスと言えばスターレーンのイメージでした...」といった悲しみの声が広がっている。
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